キーフレームを設定する
クリップのパラメータに最低
1
つのキーフレームを作成するまで、そのパラメータの変更内容
は、クリップの継続時間全体に影響します。最初のキーフレームをパラメータに設定すると、そ
のクリップの別の場所でそのパラメータを変更した際、別のキーフレームが自動的に生成されま
す。便利であったり注目に値したりする変更やエフェクトを作成するには、最低
2
つのキーフ
レームを一般的に設定する必要があります。
参考:パラメータによっては、パラメータの横にある開閉用三角ボタンをクリックし、キーフ
レームグラフ領域にそのキーフレームを表示する必要があります。
∏
ヒント:設定しているキーフレームの調整と確認を適切に行うために、キーフレームグラフ領
域をズームインすることもできます(
300
ページの「
キーフレームグラフ領域にズームインす
る
」を参照してください)。
キーフレームを設定するには:
1
「ビューア」でクリップを開き、
「モーション」タブまたは「フィルタ」タブをクリックします。
2
キーフレームグラフ領域で、キーフレームを配置する場所に、再生ヘッドを移動します。
3
修正中のパラメータに対応するキーフレームボタンをクリックします。
∏
ヒント:モーションエフェクト、オーディオパラメータ、フィルタパラメータは、いずれも
「タイムライン」のキーフレームグラフ領域で調整することができます。
「タイムライン」内でキーフレームグラフを調整する方法の詳細については、
325
ページの「
「タ
イムライン」のキーフレームエディタを操作する
」を参照してください。
キーフレームは、
キーフレームグラフ領域
では小さなひし形として
表示されます。
再生ヘッドの現在位置に
キーフレームを追加するに
は、パラメータの
キーフレームボタンを
クリックします。
第
15
章
キーフレーム設定されたエフェクトのパラメータを調整する
295
IIIIIIII
「ビューア」や「キャンバス」からキーフレームを設定するには、以下のいずれかの操作を行い
ます:
m
選択したクリップのすべてのモーション設定にキーフレームを同時に追加するには:
「ビュー
ア」または「キャンバス」の「ビデオ」タブで、
「モーションキーフレームを追加」ボタンをク
リックします。
m
1 つのパラメータにキーフレームを設定するには:
Control
キーを押したまま、
「モーションキー
フレームを追加」ボタンをクリックし、ショートカットメニューからパラメータを選択します。
「ペンツール」を使用してキーフレームを設定するには、以下のいずれかの操作を行います:
m
「ツールパレット」の「ペンツール」を選択し(または
P
キーを押す)、
「ビューア」の該当するタ
ブで、キーフレームを追加するパラメータのキーフレームグラフ線(キーフレームグラフ領域内)
をクリックします。
m
Option
キーを押したまま、キーフレームを追加するパラメータのキーフレームグラフ線をクリッ
クします。
∏
ヒント:これは、
「タイムライン」にあるクリップについて、ビデオの不透明度オーバーレイと
オーディオのレベルオーバーレイにキーフレームを設定する場合にも便利です。
最低
1
つのキーフレームをパラメータに追加すると、再生ヘッドを移動して、さらに調整するた
びに、新しいキーフレームが自動的に追加されます。実行内容をより適切に確認するには、キー
フレームグラフ領域を広げてから、キーフレームをさらに設定する必要があることがあります。
キーフレームグラフ領域のサイズ変更の詳細については、
299
ページの「
キーフレームグラフ領
域のサイズを変更する
」を参照してください。
「キャンバス」の「モーション
キーフレームを追加」ボタン
ショートカットメニューから
モーションパラメータを
選択します。
296
Part II
エフェクト
キーフレームを追加するには:
1
キーフレームを設定したいクリップ上の別の位置に再生ヘッドを移動します。
2
以下のいずれかの操作を行います:
Â
適切なパラメータコントロールを調整します。
Â
適切な数値フィールドに数値を入力します。
Â
パラメータの現在値でキーフレームを追加するには、パラメータのキーフレームボタンをク
リックします。
Â
Option
キーを押したまま、キーフレームを追加するパラメータのキーフレームグラフ線をク
リックします。
これでパラメータの現在値が変更されることはありません。単純に同じ値でキーフレームが追
加されます。
Option
キーを押したまま繰り返しクリックすることによって、キーフレームを
いくつでも追加することができます。