フレームの合成と逆方向再生速度
フレームが重複してスロー再生エフェクトが作成されると、ストロボエフェクトが生成されてし
まうことがあります。この現象を最小限に押さえるには、
「速度」ダイアログの「フレームの合
成」をオンに設定します。スロー再生が作成されると、
「フレームの合成」はフレームのどちら
か一方の側に表示される
2
つのフレームを使い、その
2
つを合成して新しい中間フレームを作成
します。合成したフレームを重複したフレームの場所に挿入することにより、スロー再生クリッ
プがよりなめらかに再生されます。
「フレームの合成」オプションをオンに設定していても、速
度変更はリアルタイムで再生されます。
オリジナル
合成されたフレーム
オリジナル
第
17
章
クリップ速度と時間のリマップを変更する
343
IIIIIIII
参考:フレームの合成を使用しているクリップはプレビュー品質でリアルタイムに再生できます
が、フィールド対フィールドベースのフレームの合成は、よりプロセッサ集中型で、フィールド
の合成が可能な他社製のビデオインターフェイスを使って、リアルタイムのハードウェア処理で
クリップをレンダリングまたは再生する場合のみ実行されます。
「逆方向」オプションを選択すると、クリップを逆方向に再生できます。または、負の値の速度
設定を入力することもできます。
参考:フレームの合成と逆方向再生速度は、一定速度のクリップと可変速度のクリップの両方に
適用できます。