Final Cut Pro 6 - 一定速度

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「一定速度」設定と「可変速度」設定

1

つのクリップに対し、一定および可変の

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種類の速度変更を作成することができます。追加の

オプションにより、速度設定を適用するときにクリップの時間を制御したり、クリップの見た目

を改善したりすることができます。

一定速度変更と可変速度変更には、主に

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つの相違点があります。

Â

まず、一定速度変更ではクリップ全体に対して

1

つの速度パーセンテージを適用しますが、可

変速度変更では

1

つのクリップに対して必要なだけ大きな速度パーセンテージで速度を変更で

きます。より高速なレンダリングが必要な、一定速度変更が適用されたクリップとは異なり、

可変速度クリップはクリップの再生速度に関係なくリアルタイムで再生することが可能です。

Â

2

番目の相違点は、一定速度変更では影響が及ぶクリップの継続時間が自動的に変更されます

が、可変速度変更ではクリップの継続時間はそのままです。

Final

Cut

Pro

」のトリムツール

を使用すると、可変速度が適用されたクリップの継続時間を手動で(ほかのクリップと同じよ

うに)短縮したり延長したりできますが、そのクリップの継続時間を変更している可変速度設

定は変わりません。

参考:クリップに対して可変速度のエフェクトを適用した後でも、

「速度」ダイアログの「継

続時間」フィールドに新しい値を入力すれば、クリップの継続時間を変更することができま

す。このようにして可変速度クリップの継続時間を変更すると、クリップのアウト点は変更さ

れますが、そのクリップの時間のリマップのキーフレームグラフのキーフレームと継続時間は

影響を受けません。

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最後の相違点として、ビデオクリップ項目に適用される可変速度設定は、その項目にリンクさ

れているオーディオ項目には適用されません。クリップに対して可変速度変更を行うと、オー

ディオとビデオの同期が失われます。

一定速度

クリップに一定速度変更を適用すると、クリップはクリップ全体の再生速度を同じパーセンテー

ジで変更します。たとえば、クリップに

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パーセントの再生速度を適用すると、クリップ全体

がスロー再生で再生されます。一定速度変更は、クリップの時間を変更してシーケンス内のク

リップより大きいまたは小さいギャップにフィットさせる場合や、クリップ全体に渡って一貫し

た速度変更を行いたい場合(たとえば車がより速くまたは遅く走っているように見せるなど)に

便利です。

一定速度変更により、クリップの継続時間も変更されます。一定速度変更によりシーケンス内の

クリップの継続時間が長くなったり短くなったりすると、その後に続くすべてのクリップが

Final

Cut

Pro

」のリップル編集のルールに従って前または後にリップル編集されます。シーケ

ンス内のクリップのリップル編集の詳細については、

Volume

2

の第

18

「スリップ、スライド、

リップル、およびロール編集を実行する」を参照してください。

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342

Part II

エフェクト

1

200

パーセントのすべての一定速度変更は、

「フレームの合成」がオンに設定されていよう

と、リアルタイムで再生できます。一定速度設定の適用の詳細については、

344

ページの「

「一

定速度」で変更する

」を参照してください。