「表現手法」フィルタ
「表現手法」フィルタを使うと、ビジュアルエフェクトの組み合わせを大きく変化させることが
できます。
フィルタ
結果
アンチエイリアス
クリップの中のコントラスト が強い領域をぼかして、フレー ム内の要素間
の境界を柔らかくします。
「適応量」スライダを使用して、コントラストの
高い領域に生じる傾斜部分の「ギザギザ」を目立たなくします。
拡散
クリップ内のピクセルをラン ダムにオフセットして、織り目 状のブラーを
作成します。
「方向」コントロールでピクセルを拡散させる方向を調整しま
す。
「ずらし幅」スラ イダで拡散させる距 離を調整します。「方向」ポップ
アップメニューで、単一方向に（
1
つの軸上でランダムに）拡散させるか、
両方向に（
2
つの軸上でランダムに）拡散させるか、または無方向に（すべ
ての方向に）拡散させるかを指定します。
「ランダム」チェックボックスに
チェックマークを付けると、拡散されるピクセルの量が多くなり、
「エッジ
のくり返し」チェックボックス にチェックマークを付け ると、フレームの
エッジ周辺に黒い部分が現れる場合にそれが削除されます。
エンボス
クリップ の中の コント ラストが 強い部 分のエ ッジが 浮き立っ たよう なイ
メージを生成します。
「方向」コントロールでエンボスエフェクトの方向を
指定します。
「深さ」スライダでエンボスエフェクトの見た目の深さを高く
したり低くしたりします。
「適応量」スライダで、オリジナルのクリップに
エンボスエフェクトをブレンドする割合を制御します。
エッジ検出
コントラストが極端な部分の エフェクトを作成して、エッジ を縁取りしま
す。
「反転」チェックボックスで、黒の背景上に白のエッジを縁取りするか、
白の背景上に黒のエッジを縁取りするかを切り替えます。
「適応量」スライ
ダで、元のクリップにエッジ検出エフェクトを合成する度合いを制御します。
ポスタライズ
クリップ内の色を指定の色数 にマッピングして、色の範囲が 制限されたイ
メージを作成します。これによ って、グラデーションがかか った領域に色
の帯が生成されます。
「赤」、
「緑」、および「青」の各スライダで、ポスタ
ライズの量を調整します。
マルチ画面
クリップをタイリングして、複製 したビデオの壁のようなエ フェクトを作
成します。タイリングの 数を「横分割数」と「縦分割数」で調 整すること
ができます。最大値はそれぞれ
16
です。
「横分割数」と「縦分割数」に異なる値を指定すると、タイリングされたイ
メージはゆがんで見えます。
ソラリゼーション
クリップ内の中間色調を最小化し、ハイライトとシャドウを最大化します。
写真のソ ラリゼ ーショ ンエフ ェクト に似て います。チ ェック ボック スに
チェックマークを付けると、エフェクトは反転します。
「適応量」スライダ
で、エフェクトを調整します。
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Part II
エフェクト