Final Cut Pro 6 - クリップの不透明度レベルを調整する

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クリップの不透明度レベルを調整する

すべてのビデオクリップには、クリップの透明度レベルを変更できる「不透明度」パラメータが

あります。

1

つまたは複数のクリップの不透明度のレベルを調整すると、 これらがブレンドされ

1

つのイメージが作成されます。作成されたイメージは、テキストレイヤーやグラフィックレ

イヤーなど、別のレイヤーの背景として使用できます。

クリップの不透明度を調整する方法は

2

つあります:

Â

「タイムライン」のクリップの不透明度オーバーレイをドラッグします。

Â

「ビューア」でクリップを開き、

「モーション」タブで「不透明度」パラメータの値を指定します。

「モーション」タブの「不透明度」パラメータおよび「タイムライン」で表示される不透明度の

設定は同じになります。どちらか一方に変更を加えると、その変更は他方にも反映されます。

「不透明度」パラメータを使用して複数のクリップをブレンドする場合、扱うイメージのカラー

レンジ、移動量、コントラストとテクスチャの全体量を把握しておくことが重要です。これらす

べての品質のバランスをいかにうまく取るかが、優れた合成結果になるか、イメージとモーショ

ンがぼやけた合成結果になるかの分かれめです。

「不透明度」を使用して、

2

つのクリップをブレンド

します。

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19

合成する/レイヤー化する

391

IIIIIIII

「タイムライン」で(キーフレームがない)単一のクリップの不透明度を調整するには:

1

「タイムライン」でクリップのオーバーレイコントロールをクリックします。

2

不透明度オーバーレイを上下にドラッグして設定を調整します。

クリップの不透明度をより正確に調整するには、コマンドキーを押しながら不透明度オーバーレ

イの高さをドラッグして変更します。

参考:クリップが選択されていない場合は、オーバーレイは黒い線で表示され、クリップが選択

されている場合は、白い線で表示されます。

クリップのオーバーレイコントロール

不透明度オーバーレイは
上下にドラッグして調整
できます。

ポインタがオーバーレイ上

にある場合、ポインタは
レベル調整ラインに変わり

ます。

不透明度の正確なパーセント

が、このボックスに表示され
ます。

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392

Part II

エフェクト

「モーション」タブで(キーフレームがない)単一のクリップの不透明度を調整するには:

1

調整するシーケンスのクリップをダブルクリックして「ビューア」を開き、

「モーション」タブ

をクリックします。

参考:シーケンス内のクリップを合成する際には、常に「ブラウザ」のクリップではなくシーケ

ンスのクリップに対して作業していることを確認してください。たとえば、

「ブラウザ」でマッ

チフレーム編集を行ったり、誤ってクリップを開いたりした場合は、シーケンスでクリップを修

正していないので、その変更内容を「キャンバス」で確認することはできません。

2

「不透明度」パラメータの横に表示される三角形の情報表示ボタンをクリックします。

3

以下のいずれかを行って不透明度を調整します:

Â

「不透明度」スライダを右または左にドラッグします。

Â

「不透明度」スライダの左右の矢印をクリックします。

Â

数値フィールドにパーセントを入力します。

Â

「不透明度」パラメータのキーフレームのグラフ線を調整します。

ポインタがレベル調整ラインに変わり、キーフレームグラフ線をドラッグしていくと、ボック

スに不透明度のパーセントが表示されます。

「タイムライン」の不透明度オーバーレイにもキーフレームを設定して、不透明度レベルを時間

の経過に合わせてダイナミックに変化させることができます。キーフレームの詳細については、

287

ページの「

キーフレームを使ってモーションエフェクトをアニメーション化する

」を参照し

てください。

両端に矢印のある不透明度

スライダ

「不透明度」パラメータの

キーフレームグラフ

不透明度パラメータ

不透明度パーセンテージの

数値フィールド

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合成する/レイヤー化する

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