Final Cut Pro 6 - レイヤー化されたPhotoshopシーケンスを使って作業する

background image

シーケンスを使って作業する

レイヤー化された

Photoshop

ファイルを「

Final

Cut

Pro

」に読み込むと、

Photoshop

ソース

ファイルのすべてのレイヤーは、読み込まれた

Photoshop

ファイルのフレームサイズと同じシー

ケンスのフレームサイズで合成されます。

レイヤー化された

Photoshop

ファイルを

1

つのクリップとして読み込む場合は、

Photoshop

でイメージのレイヤーを平坦化し、「

Final

Cut

Pro

」にファイルを読み込む必要があります。

Final

Cut

Pro

」が作成するシーケンスには、読み込まれたファイル内のレイヤーと同じ数のレイ

ヤーが含まれています。背景レイヤーはトラック

V1

のクリップになり、連続する各レイヤーが、

元の

Photoshop

ファイルのレイヤーと同じ順序で表示されます。ビデオトラックの順序を変更す

ると、レイヤーの順序も変わります。

Photoshop

ファイルの背景が透明である場合、新しいシー

ケンスの背景も同様に透明で、デフォルトでは黒になります。

レイヤーの不透明度の設定、レイヤーのモード、およびレイヤーの表示/非表示に関する設定は

保存されますが、レイヤーのマスクは保存されません。

Photoshop

」のレイヤーモードに対応

する合成モードが「

Final

Cut

Pro

」にない場合、そのレイヤーモードは無視されます。

読み込まれた

Photoshop

ファイルは、

「ブラウザ」内の

シーケンスになります。

背景レイヤーがトラック

V1

クリップになり、
ほかのレイヤーがその上の

トラックに配置されます。

Photoshop

ファイルは、

「タイムライン」で、

独自のタブを持つ

シーケンスになります。

background image

19

合成する/レイヤー化する

409

IIIIIIII

レイヤー化された

Photoshop

シーケンスのフレームレートを変更

する

レイヤー化された

Photoshop

ファイルを読み込むと、作成されたシーケンスには現在のシーケ

ンスプリセットのフレームレートが含まれています。たとえば、

DV PAL

の「簡易セットアップ」

を選択して、レイヤー化された

Photoshop

ファイルを読み込むと、作成されたシーケンスには

フレームレート、

25 fps

が含まれます。

このレイヤー化された

Photoshop

シーケンスを異なるフレームレートのシーケンスに組み込む

場合は、次の

2

つの選択肢があります:

Â

レイヤー化された

Photoshop

シーケンスを保存先のシーケンスに組み込み、

ネストされたシー

ケンスのフレームレートが「

Final

Cut

Pro

」で自動変更されるようにします。

Â

保存先のシーケンスに組み込む前に、シーケンスのフレームレートを手動で変更します。

あるシー ケンスをフレーム レートが一致しな い

Photoshop

シーケ ンスに組み込む場 合、

Final

Cut

Pro

」側で自動的にレイヤー化された

Photoshop

シーケンスのフレームレートを変更

する方が 簡単です。レイヤー化さ れた

Photoshop

シー ケンスに関連コ ピーがない場 合、

Final

Cut

Pro

」は、

「ブラウザ」でネストされたシーケンスおよびマスターのレイヤー化された

Photoshop

シーケンスのフレームレートを自動的に更新します。

ただし、レイヤー化された

Photoshop

シーケンスのその他の関連コピーがすでに存在する場合、

以下のステップが自動的に発生します:

Â

マスターの新しくレイヤー化された

Photoshop

シーケンスが「 ブラウザ」で作成されます。

Â

新しくレイヤー化された

Photoshop

シーケンスのフレームレートは、

保存先のシーケンスに合

わせて変更されます。

Â

新しくレイヤー化された

Photoshop

シーケンスの名前は、新しいフレームレートを示すように

変更されます。

Â

マスターの新しくレイヤー化された

Photoshop

シーケンスのコピーは、

保存先のシーケンス

に組み込まれます。

読み込んだ

Photoshop