スクリーン
「スクリーン」は、重なり合う各イメージの最も明るい部分を強調し、しかも両方のイメージの
中間色の値をさらに均等に混合します。
いずれかのイメージの黒の領域では、重なり合うイメージが完全に透けて見えるようになりま
す。特定のしきい値に満たない暗めの中間色であれば、重なり合うイメージの表示できる領域も
大きくなります。できあがったイメージでは、両方のイメージの白が透けて見えます。
「スクリーン」合成モードの影響を受ける
2
つのクリップの順序は関係ありません。
推奨する使用法:
「スクリーン」合成モードは、前景の対象物の後ろの黒をなくす場合に特に有
効で、
Luma
キーを使用するのと同じエフェクトがあります。
「スクリーン」は、主に、前景の
対象物の残りの部分を、ブライトネスを基準にして同様に背景イメージと混合する場合に有効で
す。輝きや照明のエフェクト、反射のシミュレーションに適しています。
「加算」および「比較
(明)」合成モードを使用して、このエフェクトのバリエーションを作成することもできます。
一番上のレイヤー
一番下のレイヤー
「スクリーン」合成
第
19
章
合成する/レイヤー化する
401
IIIIIIII