スクリプトにクリップを送信する
「
Final
Cut
Pro
」から「
Shake
」に
2
種類の選択項目を送信することができます:
Â
「ブラウザ」のシーケンス全体: シーケンス内のすべてのクリップが新しい
Shake
スクリプト
に送信されます。
Â
シーケンス内で選択された 1つまたは複数のクリップ: 選択されたシーケンスクリップのみが
新しい
Shake
スクリプトに送信されます。さらに、新しいプレースホルダの
QuickTime
メ
ディアファイルが作成され、最終的にレンダリングされた
Shake
メディアが保存されます。
「
Final
Cut
Pro
」では、プレースホルダの
QuickTime
メディアファイルにリンクするクリップ
を含む新しいシーケンスが、自動的に作成されます。
「
Final
Cut
Pro
」から「
Shake
」に
1
つまたは複数のクリップあるいは
1
つのシーケンスを送信
するには:
1
送信しようとするクリップだけを選択できるように、プロジェクトの「タイムライン」を配列し
ます。
2
以下のいずれかの操作を行います:
Â
「タイムライン」で、書き出したい
1
つまたは複数のシーケンスクリップを選択します。
Â
「ブラウザ」でシーケンスを選択します。
3
以下のいずれかの操作を行います:
Â
「ファイル」>「送信」>「
Shake
」と選択します。
Â
Control
キーを押したまま、選択したクリップまたはシーケンスをクリックして、ショートカッ
トメニューから「送信」>「
Shake
」と選択します。
4
「
Shake
に送信」ダイアログが表示されたら、該当するオプションを選択してください:
Â
検索結果のシーケンス名:
Final
Cut
Pro
プロジェクトファイル内で作成された新しいシーケ
ンスの名前を入力して、
「書き出し」をクリックしたときに選択したメディアを含めるように
します。これが適用されるのは、「タイムライン」で
1
つまたは複数のクリップを選択した場
合に限られます。
「ブラウザ」でシーケンスを選択した場合、新しいシーケンスは作成されま
せん。
Â
Shake スクリプトとして保存: 名前を入力して、作成する新しい
Shake
スクリプトの場所を選
択します。
Â
プレースホルダの QuickTime ムービー(FileOut)を保存: 新しく作成された
Shake
スクリプ
トで、名前を入力して、
「
FileOut
」ノードに対応するプレースホルダの
QuickTime
ムービー
の場所を選択します。
490
Part II
エフェクト
5
新しく作成した
Shake
スクリプトを自動的に開いて作業を開始する場合は、「
Shake
を起動」
チェックボックスを選択します。
重要:
このためには、
「
Final
Cut
Pro
」と「
Shake
」を同じコンピュータにインストールしてお
く必要があります。
6
「書き出し」をクリックします。
「書き出し」をクリックすると、次の処理が実行されます:
Â
シーケンスクリップを選択した場合、選択したすべてのクリップのコピーを含む
Final
Cut
Pro
プロジェクトに、新しいシーケンスが作成されます。
Â
「
Shake
」からのレンダリングされた出力を最終的に保持するディスク上に、プレースホルダ
の
QuickTime
ファイルが作成されます。プレースフォルダファイルを参照するクリップが作
成され、新しいシーケンスの一番上にある、無効になっているビデオトラックに配置されま
す。元のメディアファイルの配置は変更されません。
Â
Shake
スクリプトがディスク上に作成されます。
読み込まれたクリップの「
Shake
」での配列
読み込まれた
Final
Cut
Pro
クリップは、「
Select
」ノードおよび「
MultiLayer
」ノードを使用し
て
Shake
スクリプトのノードツリー内で配列されます。読み込まれたクリップが「
Shake
」内で
配列される方法は、
「
Final
Cut
Pro
」のクリップが単一のビデオトラック上で連続的に配列され
ているか、または複数のビデオトラック上で上下にレイヤー化されているかによって異なります。
Â
同じビデオトラック上に順番に組み込まれている
Final
Cut
Pro
クリップは、
「
Shake
」内で単
一の「
Select
」ノードに接続されます。
「
Select
」ノードは、各クリップを「タイムライン」の
適切な位置に配置し、クリップのイン点およびアウト点も保持します。
参考:
「
Select
」ノードに接続されている「
File In
」ノードごとの実際の編集点は、ブランチパ
ラメータ内に保存されます。このパラメータに保存されるデータは編集用ではありません。編
集しようとすると予期しない結果が生じます。
Â
「
Final
Cut
Pro
」のクリップを含む各トラックは、新しい「
Shake
」の「
Select
」ノードに書き
出されます。
Â
各「
Select
」ノードは、単一の「
MultiLayer
」ノードに接続されています。ここでは、合成の
前面に配置するクリップ、背景に配置するクリップが決定されます。
「
Final
Cut
Pro