キューイングおよび背景処理について
「
SmoothCam
」フィルタが適用されたクリップは、
SmoothCam
分析処理キューに自動的に送
信されて、モーション分析データが生成されます。処理キューでは、受信した順序でクリップを
分析します。キューの
1
つのクリップの分析が終了すると、次のクリップの分析が開始され、複
数のクリップを同時に送信することができます。クリップのイン点およびアウト点に関係なく、
クリップのメディアファイル全体が分析されます。
処理キューはバックグラウンドで処理されます。つまり、コンピュータがバックグラウンドでク
リップを分析している間、
「
Final
Cut
Pro
」での作業を続行できます。バックグラウンド処理に
はコンピュータの処理能力がある程度使われるため、「
Final
Cut
Pro
」は、再生、取り込み、出
力時にキューを自動的に一時停止します。プロセッサに負荷がかかる操作を実行する場合には、
手動でキューを一時停止することもできます。
「
SmoothCam
」フィルタを適用しなくても、
「ブラウザ」の「
SmoothCam
」列を使用してク
リップを処理キューに送信できます。これは、
「
SmoothCam
」フィルタを使用するために分析
したいクリップが多数ある場合に有用です。