Final Cut Pro 6 - 「自動調整」パラメータを使う

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「自動調整」パラメータを使う

「自動調整」パラメータの値を小さくすることによって、

SmoothCam

」フィルタが適用する自

動縮小/拡大の量を削減したい場合があります。たとえば、以下のような場合に縮小/拡大の量

を削減したい可能性があります:

Â

プロジェクトをオーバースキャンモニタでのみ表示することが分かっていて、アクションセー

フ領域外は問題にならない場合

Â

このクリップをほかの要素の下で合成することになっていて、いずれにしてもエッジがクロッ

プされる場合

Â

SmoothCam

」フィルタを

SD

シーケンス内の

HD

の映像に適用していて、エッジに十分なピ

クセルが残っている場合

デフォルトでは「自動調整」パラメータは

1

に設定されています。これは、クリップを「キャン

バス」に黒いエッジなしに表示するために必要最小限の縮小/拡大が「

SmoothCam

」フィルタ

で適用されることを意味します。「自動調整」パラメータを

1

より小さい値にすると縮小/拡大

の量が減り、クリップのエッジ周囲に黒い部分が現れます。