」フィルタのパラメータについて
「
SmoothCam
」フィルタのパラメータを使用して、フィルタがカメラのモーションを補正する
程度、およびモーション補正の結果生じる黒の枠線を取り除くためにフィルタが適用する自動
ズームの程度を調整します。
縮小/拡大のパラメータ
Â
自動調整: このパラメータでは、
「
SmoothCam
」フィルタによって適用される自動縮小/拡
大の量を減らすことができます。詳細については、
465
ページの「
「自動調整」パラメータを
使う
」を参照してください。
Â
実際のサイズ: このパラメータは調整できません。ここに表示される値は、
「カメラの動きの
滑らかさ」パラメータ設定の結果生じる黒の枠線を補正するために「
SmoothCam
」フィルタ
が適用する縮小/拡大の量です。詳細については、
464
ページの「
「実際のサイズ」の値につ
いて
」を参照してください。
縮小/拡大のパラメータ
「カメラの動きの滑らかさ」
パラメータ
分析の状況
第
22
章
SmoothCam
フィルタを使う
463
IIIIIIII
「カメラの動きの滑らかさ」パラメータ
3
つの独立したパラメータを使用して、ショットの「安定性」を制御できます。
Â
変換の滑らかさ: ショットの上下左右の動き(
X
軸と
Y
軸)
Â
回転の滑らかさ: イメージの中心点のまわりを回転
Â
調整の滑らかさ: カメラまたはレンズの前後の動き(
Z
軸)
各パラメータを
0.0
∼
5.0
の値に設定できます。値に
0.0
を指定するとパラメータは無効になり、
5.0
を指定すると最も強い変換が適用されます。各パラメータに設定する値が高いほど、該当領
域のカメラモーションの補正幅は大きくなります。
たとえば、横方向、縦方向、および回転の動きを削除したい場合は、
「変換の滑らかさ」パラメー
タおよび「回転の滑らかさ」パラメータを
0
よりも大きな値に設定する必要があります。ショッ
トを安定させるのに最適な値はどれくらいか確認しておいてください。