Final Cut Pro 6 - 例:「色補正(3ウェイ)」フィルタの「マッチヒュー」コントロールを使う

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ウェイ)」フィルタの「マッチヒュー」コントロールを使う

この例では、

「色補正(

3

ウェイ)

」フィルタの「マッチヒュー」コントロールを使って、

2

つの異

なるショットの俳優の肌色を一致させる方法を示します。最初のショットでは、俳優は屋外にい

ます。ショットのカラーは日光に対し正しくバランスされていて、クールブルーに見えます。

2

目のショットは俳優が屋内を歩いている場面で、タングステン光源に対するカラーバランスが悪

く、暖色、特に赤が強調されすぎています。

1

「ウインドウ」>「整頓」>「複数編集」と選択し、複数編集レイアウトを選択します。

「マッチヒュー」コントロールを使うのに最適なのがこのレイアウトです。

2

クリップ

2

の色調をクリップ

1

の色調に一致させるので、

「色補正(

3

ウェイ)」フィルタをクリッ

2

に適用します。

3

クリップ

2

を「ビューア」で開き、「色補正(

3

ウェイ)」タブをクリックします。

「マッチヒュー」コントロールを使って、

2

つの異なるショットのヒューを

一致させます。

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600

Part III

色補正とビデオ品質制御

色補正を行う場合の常として、最初の手順ではクリップ

2

のコントラストをクリップ

1

にできる

だけ一致させます。このケースでは、

「中間色」スライダを右にドラッグして中間色を上げると、

俳優の顔の細部が見えるようになり、コントラストをクリップ

1

とより正確に一致させることが

できます。

4

コントラストを望むように調整できたら、

「マッチヒュー」スポイトツールをクリックします。

5

ポインタを、クリップ

1

が表示されている「フレームビューア

2

」タブに移動します。ポインタが

スポイトツールに変化したのを確認して、クリップ

1

の俳優の顔のハイライトをクリックします。

ハイライトをクリックします。

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27

色補正

601

IIIIIIIIIIII

「マッチカラー」インジケータは選択された色が何であるかを確認できるように、その色で塗り

つぶされ、さらに次の手順で使用すべき自動バランス・スポイトツールがどれであるかを示すた

め、

「白」

「中間色」、または「黒」の自動バランス・スポイトツールが強調表示されます。

選択したマッチカラーのレベルによって、一致作業がどこまでうまくいくかが左右されます。肌

色を一致させる場合、一般にハイライトを選ぶと最善の結果が得られます。しかし状況次第では

中間色またはシャドウを選んだ方が好結果が得られることもあります。

参考:ハイライトを選ぶときは、反射や過度の光沢のある表面などの露出過多部分でなく、肌色

を正確に表している、俳優の顔の中のハイライト領域を選択するようにします。

6

「ビューア」の「色補正(

3

ウェイ)」タブで、強調表示された「白」の自動バランス・スポイト

ツールをクリックします。

どの自動バランス・スポイトツールが強調表示されるかは、マッチカラーとしてどの色を選んだ

かによって決まります。この例のケースのようにハイライトを選んだ場合は、

「白」の自動バラン

ス・スポイトツールが強調表示され、それが使用すべきスポイトツールであることが示されます。

シャドウを選択した場合は、

「黒」の自動バランス・スポイトツールが強調表示されます。

参考:一般に、

「白」または「黒」の自動バランス・スポイトツールが強調表示されるようなマッ

チカラーを選択し、その調整を最初に実行するのが賢明なやり方です。中間色の調整は、望むよ

うな見栄えを得るためにそれが必要な場合に、後から行います。

強調表示された

スポイトツール

「マッチカラー」インジケータ

「白」の自動バランス・

スポイトツールを

クリックします。

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602

Part III

色補正とビデオ品質制御

7

「白」の自動バランス・スポイトツールを選択した状態で、ポインタを、クリップ

2

が表示されて

いる「キャンバス」に移動します。ポインタがスポイトツールに変わったら、クリップ

2

の俳優

の顔の中から、クリップ

1

で選択したハイライトにできるだけ近いハイライトを探し、それをク

リックします。

参考:最良の結果を得るためには、マッチカラーとして選んだ色領域のレベルに正確に一致する

色領域を補正中のクリップ内で選択することがきわめて重要です。

8

「白」のコントロールを調整し、暖色が勝っているライティングを補正するため、青を強くしま

す。クリップ

2

のカラーバランスは、クリップ

1

にずっと近くなりました。

望みどおりの結果が得られたなら、そこで調整を終えることもできます。しかし、

「マッチヒュー」

コントロールの使用は最初の手順にすぎず、後から別の調整を行うケースが少なくありません。

ヒント:作業中のカラーバランスコントロールを調整しているときに、

Shift

キーを押したまま

にすると、カラーバランスインジケータの移動方向がロックされ、調整のヒューを正確に保つ

ことができます。

クリップ

1

で選んだハイライトに

ほぼ一致するハイライトを

クリップ

2

でクリックします。

両方のショットのカラーバランスが

同じになりました。

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27

色補正

603

IIIIIIIIIIII

「色補正」フィルタと「色補正(

3

ウェイ)」フィルタの「エフェク

ト制限」コントロールを使う

「エフェクト制限」コントロールは、

「色補正」フィルタおよび「色補正(

3

ウェイ)」フィルタ

にあるコントロールのグループです。調整しているピクチャの領域だけを対象に、特定の色を調

整して色補正を適用することができます。

たとえば、違った色のシャツを着た人々のシーンがあったとします。撮影後に、現在は黄色であ

る出演者のシャツの

1

つの色を変えたいとします。ピクチャには黄色の同じ値を持ったものはほ

かには存在しないものと想定すると、

「エフェクト制限」コントロールを使用して、その色のみ

を選択して変更することができます。

「エフェクト制限」コントロール

「エフェクト制限」コントロールを使用してキーを実行する場合、クリップのカラー値、サチュ

レーションおよびルミナンスを一緒にまたは別々に利用できます。たとえば、ピクチャの明るい

領域だけを修正したい場合、色とサチュレーションの両方を無効にしてから、ルミナンスのキー

だけを実行できます。

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