「フレームビューア」タブでイメージを表示する
デフォルトでは、
「フレームビューア」タブには、選択したシーケンスの前のクリップが表示さ
れます。シーケンスを再生すると、最後に表示されたフレームが「フレームビューア」に表示さ
れます。再生を一時停止すると、
「フレームビューア」の内容は再生ヘッドの新しい位置のもの
に更新されます。
特定の作業のために複数の「フレームビューア」タブを配置した場合、
「ウインドウ」>「整頓」
>「ウインドウレイアウトを保存」と選択して、カスタム設定を保存できます。ウインドウレイ
アウトの保存の詳細については、
Volume
1
の第
10
章「インターフェイスをカスタマイズする」
を参照してください。
556
Part III
色補正とビデオ品質制御
「フレームビューア」タブを開くには:
m
「ツール」>「フレームビューア」と選択します(または
Option
+
7
キーを押します)。
次のコントロールを使って「フレームビューア」タブの内容をカスタマイズします:
Â
フレームビューアポップアップメニュー: 分割画面ボタンの近くにある
2
つのポップアップメ
ニューは、
「フレームビューア」に表示されている
2
つのフレームのどちらを表示するか制御
します。
Â
なし: このオプションは、右側のフレームビューアポップアップメニューだけで使用できま
す。
「フレームビューア」で分割画面機能を使わない場合、このオプションを選択します。
「なし」オプションを選択すると、緑のフレーム境界インジケータに一致したフレームのみ
が表示されます。
Â
2 つ前の編集点:
2
つ前のアウト点フレームを表示します。
Â
前の編集点:
1
つ前のアウト点フレームを表示します。
Â
現在のフレーム: 「タイムライン」の再生ヘッドの位置に対応するフレームを表示します。
Â
現在のフレーム(フィルタなし)
:
「現在のフレーム」オプションと同じフレームが表示され
ますが、クリップに適用したフィルタは表示されません。複数のレイヤーを合成した場合、
合成モードは計算されたままです。ただし、すべてのフィルタはすべてのクリップで無効
です。
フレーム境界インジケータ
分割画面ボタン
フレーム境界インジケータ
「フレームビューア」が
「ツールベンチ」ウインドウ
のタブとして表示されます。
下部にあるフレームビューア
ポップアップメニューで
選択したフレームの、
タイムコードを示します。
フレーム境界インジケータ
フレームビューア
ポップアップメニュー
フレームビューア
ポップアップメニュー
第
27
章
色補正
557
IIIIIIIIIIII
Â
次の編集点:
1
つ先のイン点フレームを表示します。
Â
2 つ先の編集点:
2
つ先のイン点フレームを表示します。
Â
イン点: 「タイムライン」のシーケンスで現在定義されているイン点に対応するフレームが
表示されます。
Â
アウト点:
「タイムライン」のシーケンスで現在定義されているアウト点に対応するフレー
ムが表示されます。
Â
フレーム境界インジケータ: 各フレームビューアポップアップメニューの隣に、緑または青の
四角インジケータがあります。このインジケータは、「フレームビューア」タブの上部にもあ
り、シーケンスから表示されているフレームのタイムコード値を示します。また、フレーム
ビューアポップアップメニューで選択されたフレームに対応する分割画面ウインドウの隅に
は、
4
つの青のフレーム境界インジケータと
4
つの緑のフレーム境界インジケータがあります。
分割画面の端を操作して、フレーム境界インジケータの
1
つを選択し、新しい位置にドラッグ
できます。
参考:デフォルトでは、青のフレーム境界インジケータのうち
2
つは見えません。これは、わ
ずかに画面の外側に出ているためです。
Â
画面分割ボタン: このボタンで、上下分割表示と左右分割表示を交互にすばやく入れ替えるこ
とができます。
Â
左右に分割: 左右に画面を分割します。
(
2
回クリックして方向を切り替えます。)
Â
入れ替え: 各フレームの内容を入れ替え、これに応じて
2
つのフレームビューアポップアッ
プメニューを切り替えます。
Â
上下に分割: 上下に画面を分割します。
(
2
回クリックして方向を切り替えます。)