Final Cut Pro 6 - オーディオレンダリングオプションに関する補足情報

background image

オーディオレンダリングオプションに関する補足情報

オーディオレンダリングの

2

つのオプションは、特殊な方法でレンダリングファイルを作成し

ます。

Â

項目レベル: シーケンスのサンプルレートに合わせるために再サンプリングが必要なオー

ディオ項目と、フィルタが適用されたオーディオ項目を項目レベルのレンダリングファイル

としてレンダリングします。オーディオのミキシングはリアルタイムで行われ、オーディオ

の再サンプリングとオーディオエフェクトにリアルタイム処理用のリソースを消費しない

ため、ミキシングパフォーマンスが向上します。

Â

ミックスダウン: シーケンスのすべてのオーディオを、レンダリングファイルの単一のグ

ループとしてレンダリングできます。それぞれのファイルは、選択したシーケンスに割り当

てられた各オーディオ出力に対応します。これにより、「

Final

Cut

Pro

」がリアルタイムミ

キシングやオーディオエフェクト再生を行う必要がなくなり、再生パフォーマンスが向上し

ます。

「ミックスダウン」コマンドはノンディストラクティブ操作で、シーケンス内のオー

ディオクリップには一切変更を加えません。

「選択部分をレンダリング」および「すべてレンダリング」サブメニューの「項目レベル」オ

プション、または「一部レンダリング」サブメニューの「ミックスダウン」コマンドのどちら

かを選択する場合、

「ユーザ環境設定」ウインドウの「一般」タブにある「オーディオ再生の

品質」ポップアップメニューで設定が選択されているかどうかに関係なく、オーディオは最高

品質でレンダリングされます。

background image

29

レンダリングとビデオ処理の設定

657

IIIIV

V

V

V