一時的にレンダリングを無効にする
通常、
「
Final
Cut
Pro
」は、現在の再生ヘッドの位置にあるフレームに適用されたエフェクトをす
べて計算しようとします。特にエフェクトの多いシーケンスの場合、シーケンスの編集を変更し
たり、モーションエフェクトやフィルタの設定を変更したりしているときに、これらの計算を一
時的に無効にしたい場合があります。レンダリングが無効にされると、レンダリングを必要とす
るすべてのクリップ(
「タイムライン」内で赤のレンダリングバーで示される)は「ビューア」ま
たは「キャンバス」に表示されません。こうすると、個々のフレームが再生ヘッドの位置で表示
用にレンダリングされるのを待たずに「タイムライン」または「ビューア」の「コントロール」、
「フィルタ」
、
「モーション」タブで作業ができます。リアルタイムエフェクトが適用されたクリッ
プはそのまま表示されます。
レンダリングを一時的に無効にするには:
m
Caps Lock
キーを押します。
「ビューア」と「キャンバス」の両方が黒くなります。両方のウインドウの上に「“
caps lock
”
キーが押されています:レンダリングは使用できません。」というメッセージが表示されます。
Caps Lock
キーを再び押すと、レンダリングが有効になります。