オーディオのレンダリングステータスバー
「タイムライン」のルーラの上にあるオーディオのレンダリングバーの色は、その下にある項目
がレンダリングを必要とするかどうかを表しています。
ほかにもシーケンスのクリップの再生状況を示すインジケータがいくつかあります:
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「ビューア」または「キャンバス」に表示される「未レンダリング」メッセージ: レンダリン
グを必要とするビデオ素材が「ビューア」または「キャンバス」で再生され、
「タイムライン」
の「
RT
」ポップアップメニューの「ベースレイヤーのみ再生」オプションが選択されていない
場合、そのビデオはリアルタイムで表示できないことを示す「未レンダリング」という語が青
の背景に表示されます。
Â
「ビューア」または「キャンバス」でのビープ音: レンダリングが必要なオーディオ素材を
「ビューア」または「キャンバス」で再生すると、素材をリアルタイムで再生できないことを示
す連続的なビープ音が鳴ります。「システム設定」ウインドウの「再生コントロール」タブで
ビープ音をオフにすることができます。
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項目レベルのレンダリングステータスバー:
「タイムライン」で、サンプルレート変換を必要
とするオーディオクリップ項目にもそれぞれ個別にレンダリングバーが表示されます(たとえ
ば、
44.1 kHz
で取り込まれた後、
48 kHz
に設定されたシーケンスに組み込まれたオーディオ
クリップ項目)。オーディオのレンダリングと項目レベルのレンダリングステータスバーの詳
細については、この次のセクション、
「
項目レベルのレンダリングステータスバーについて
」
を参照してください。
バーの色
レンダリングの
状況
説明
濃いグレイ
なし
レンダリングは必要ありません。
ブルーグレイ
レンダリング済み
シーケンスのセクションが「ミックスダウン」コマンドを使用してレンダ
リングされています。
赤
要レンダリング
「タイムライン」のセクションに、再生 が不可能でレンダリングが 必要な
オーディオ項目が含まれています。レンダリングが必要なシーケンスのセ
クションを再生するとビープ音がします。
このメッセージが
表示されると、ビデオは
リアルタイムで再生を
行いません。
第
29
章
レンダリングとビデオ処理の設定
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IIIIV
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