Final Cut Pro 6 - 項目レベルのレンダリングステータスバーについて

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項目レベルのレンダリングステータスバーについて

「タイムライン」のオーディオクリップ項目で、クリップ項目自体の中に個別にレンダリングバー

が表示されることがあります。これは、現在のシーケンスのオーディオ設定に合わせるために、

このオーディオクリップで再サンプリング、またはサンプルレート変換が必要であることを表し

ています。緑のレンダリングバーは、リアルタイムでサンプリングをやり直しているオーディオ

クリップ項目を示します。一方、ブルーグレイのレンダリングバーは、個別にレンダリングされ

たためリアルタイムオーディオのサンプリングをやり直す必要のないオーディオクリップ項目

を示します。いったんレンダリングされたオーディオクリップ項目は、オリジナルのメディア

ファイルではなく、レンダリングファイルを参照するようになります。

各オーディオクリップ項目のレンダリングバーの色は、その項目がサンプルレート変換を必要と

するかどうかを示します。オーディオクリップ項目のリアルタイム再生の状況が示されるわけで

はありません。

「タイムライン」の中にある

オーディオレンダリング

バーは、ミックスダウン
された(すべてのトラック

がまとめてミックスされた)
オーディオトラックを表し

ます。

ブルーグレイは、このオーディオ
項目がすでにレンダリングされて

いることを示します。

緑は、このオーディオ項目に
サンプルレート変換が必要で

あることを示しています。

バーの色

説明

サンプル レート の変換 を必要と するオ ーディ オ項目 であるこ とを示 しま
す。

ブルーグレイ

オーディオ項目が個別にレンダリングされていることを示します。

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Part IV

リアルタイムとレンダリング

項目レベル(オーディオクリップ項目)のレンダリングには次の

2

つの利点があります:

Â

項目レベルのレンダリングは、オーディオによるプロセッサの負荷を低減し、ほかのエフェク

トに使用できる処理能力の余力をより多く残します。

Â

「タイムライン」の別のトラックや場所にオーディオクリップ項目を移動しても、このクリッ

プ項目とレンダリングファイルとの接続が失われません。つまり、オーディオクリップを移動

するたびに、再レンダリングする必要はありません。