形式混在シーケンスについて
(
679
ページ)
Â
シーケンス内のクリップをリアルタイムで再生するかどうかを決定する
(
680
ページ)
Â
形式混在シーケンスを使う
(
682
ページ)
Â
SD
と
HD
ビデオを結合する
(
690
ページ)
Â
形式混在シーケンスをレンダリングする
(
697
ページ)
Â
外部モニタリングと出力
(
697
ページ)
Â
メディア管理およびプロジェクトの互換性
(
698
ページ)
形式混在シーケンスについて
形式混在シーケンスとは、メディアファイルがシーケンスの形式と一致しないクリップを含む
シーケンスを指します。たとえば、
HDV
素材を含む
DV
シーケンスは形式混在シーケンスです。
「
Final
Cut
Pro
」では、クリップの設定がシーケンスの設定と一致していない場合でも、クリッ
プをリアルタイムで再生できます。任意の数の形式を
1
つのシーケンスとして結合することがで
きます。
形式混在シーケンスは以下の目的に使用します:
Â
標準精細度(
SD
)と高精細度(
HD
)素材を
1
つのシーケンスに結合する
Â
PAL
と
NTSC
素材を
1
つのシーケンスで混在使用する
Â
オフライン品質の素材と最高解像度の素材をまとめて操作する
Â
アスペクト比、フレームレート、コーデックなどが異なるビデオを
1
つのシーケンスで混在利
用する
680
Part IV
リアルタイムとレンダリング
シーケンス内のクリップをリアルタイムで再生するかどうかを
決定する
シーケンスの形式と一致しないメディアファイル形式のクリップがシーケンスにある場合、その
クリップは、以下の場合にのみリアルタイムで再生できます:
Â
クリップのメディアファイル形式とシーケンスの形式の両方が、「
Final
Cut
Pro
」のリアルタ
イム再生エンジンでサポートされている。
Â
クリップとシーケンスのフレームレートが「
Final
Cut
Pro
」でサポートされている。サポート
されているフレームレートは、
23.98
、
24
、
25
、
29.97
、
30
、
59.94
、および
60
fps
です。
Â
コンピュータに、クリップとシーケンスの両方の形式をリアルタイムで処理できる十分な処理
能力がある。たとえば、ポータブルコンピュータを使用している場合には、圧縮されていない
ビデオを再生することができない場合があります。
リアルタイム再生がサポートされている形式
「
Final
Cut
Pro
」のリアルタイム処理エンジンでサポートされている形式のリストについては、
「シ
ステム設定」ウインドウの「エフェクト処理」タブを参照するか、
「
Final
Cut
Pro
」であらかじめ
定義されている簡易セットアップのリストを確認してください。詳細については、
638
ページの
「
サポートされている
RT
再生コーデック
」および
Volume
4
の第
24
章「オーディオ/ビデオ設
定および簡易セットアップ」を参照してください。