自動シーケンス適合のルール
自動シーケンス適合を選択すると、クリップを空のシーケンスに適用するときに以下のルールが
適用されます:
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シーケンスのビデオ設定のみがクリップの設定に適合され、オーディオのシーケンス設定は適
合されません。
Â
クリップの設定のいずれかがシーケンスのプリセットと一致しない場合は、「
Final
Cut
Pro
」
で新しいシーケンス設定がカスタム設定に適合され、入力/出力機器と互換しない可能性があ
ることを警告するメッセージが表示されます。
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編集済みのクリップに「
Final
Cut
Pro
」でサポートされていないコーデックやシステムで利用
できない圧縮プログラムが使用されている場合、シーケンスはそのクリップの設定に適合され
ません。
Â
「ブラウザ」からコピーしてシーケンスにペーストするクリップでも、自動シーケンス適合を
起動することができます。
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空のシーケンスにシーケンスをネストすると、自動シーケンス適合が起動されます。
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複数のクリップを空のシーケンス内で編集するときにも自動シーケンス適合を起動できます
が、編集済みクリップの設定がすべて一致している場合に限られます。
第
30
章
形式混在シーケンスを使う
683
IIIIV
V
V
V
最初にシーケンスに追加するクリップの設定へシーケンスの設定を自動適合するには:
1
「ファイル」>「新規」>「シーケンス」と選択するか、コマンド+
N
キーを押して、新しいシー
ケンスを作成します。
2
新しいシーケンスをダブルクリックして「タイムライン」で開きます。
3
シーケンスの設定と、設定が一致しないクリップを選択し、 シーケンスにドラッグします。
シーケンスの設定をクリップの設定に適合するかどうか確認するダイアログが表示されます。
4
以下のいずれかの操作を行います:
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「はい」をクリックして、シーケンスの設定をクリップの設定に適合します。この場合、イメー
ジの大きさ、フレームレート、およびシーケンスのコーデックがクリップの設定と一致するよ
うに変更されます。
Â
「いいえ」をクリックすると、シーケンスの設定は作成時のままになります。この場合、シー
ケンスと設定が一致しないクリップがシーケンスに追加されます。