異なるコーデックの素材を混在使用する
コーデックまたは圧縮プログラムは、ビデオを小さいサイズに圧縮したり、再生用にビデオをデ
コードしたりするために使うアルゴリズムです。シーケンスのコーデックに一致しないシーケン
スクリップは、以下の条件を満たせばリアルタイムで再生できます:
Â
「
Final
Cut
Pro
」が、クリップとシーケンスの両方のコーデックについてリアルタイム再生を
サポートしている
Â
コンピュータに、クリップのコーデックをリアルタイムに再生できる処理能力とディスクス
ピードがある
「ビューア」や「キャンバス」
、または「
Digital Cinema Desktop Preview
」でビデオを再生する
ときには、
「
Final
Cut
Pro
」が各シーケンスクリップのコーデックを伸張し、デコードされたビ
デオをディスプレイに表示します。ただし、レンダリングや出力時には、各シーケンスクリップ
がシーケンスで選択されたコーデックに再圧縮されるため、処理能力がさらに必要になります。
レンダリングはリアルタイム処理ではないため問題になりませんが、外部ビデオ装置でのリアル
タイム再生は、コーデックの混在によって処理の負荷がさらに大きくなります。詳細については、
697
ページの「
外部モニタリングと出力
」を参照してください。
形式混在シーケンスのレンダリング方法の詳細については、
「
697
ページの「
形式混在シーケン
スをレンダリングする
」
」を参照してください。