フレームにレターボックス化する
4:3
の画面でワイドスクリーンムービーのアスペクト比を保持するため、画像の幅が
4:3
のフレー
ム内に収まるようワイドスクリーンムービーを縮小します。
4:3
フレームの上下のスペースは空
のまま残り、通常は黒い表示になります。
フィルムやビデオがワイドスクリーン会場での表示専用に撮影されている場合は、通常、この技
法がダウンコンバートするのに最も適しています。ただし、もとが解像度の低い
SD
形式の
4:3
フレームで、多くのラインが未使用となるため効率の良い使用方法とはいえません。
4:3
シーケンス内で
16:9
のクリップをレターボックス表示にするには:
1
4:3
のアスペクト比のシーケンスを作成します。たとえば、
DV-NTSC
または
DV-PAL
の簡易セット
アップを選択し、新しいシーケンスを作成します。
2
アスペクト比が
16:9
のクリップをシーケンスにドラッグします。
クリップの設定をシーケンスに適合するかどうかを確認するダイアログが表示されたら、
「いい
え」をクリックしてください。
16:9
のシーケンスクリップが、
4:3
のシーケンスに合うように縮小/拡大され、 レターボックス
で表示されます。
詳細については、
377
ページの「
イメージおよびビデオクリップを縮小/拡大してシーケンスに
合わせる
」を参照してください。
720
から
480
1080
から
480
692
Part IV
リアルタイムとレンダリング
16:9
ビデオを
4:3
にクロップする
撮影時に
16:9
と
4:3
の両方のアスペクト比を考慮して、重要なアクションが
16:9
フレームの中心
の
4:3
のフレーム内に収まるようにすることにより、クリップ全体を
4:3
にクロップする(切り
取る)ことができます。この方法を用いると、
4:3
の画面全体に
16:9
イメージの一部(通常は中
心部分)を表示することができます。
参考:英国の放送では多くの場合、
16:9
の画像は
14:9
に切り取られ、
4:3
のフレーム(
PAL
テレ
ビ)にレターボックスで表示されます。
14:9
の画像はレターボックスが極端にならない(フレー
ム上下の黒いバーが細くなる)ので、それほど見苦しくはないと思う人もいます。
4:3
シーケンス内で
16:9
のクリップをクロップして中央に表示するには:
1
691
ページの「
16:9
ビデオを
4:3
フレームにレターボックス化する
」の手順に従って、
4:3
のシー
ケンス内で
16:9
のクリップを縮小/拡大します。
16:9