ビデオ品質は、そのときの「再生ビデオ品質」の設定によって決まります(次の「
再生ビデオ品
質
」を参照)
。このオプションの選択を解除することにより、スクラブ中、特に
HDV
などのプロ
セッサを集中的に使用するコーデックや「マルチクリップ再生」のようなオプションを使用して
いる場合に、反応を向上させることができます。
再生ビデオ品質
ほとんどのコーデックで、リアルタイムのパフォーマンスを向上するために、複数のレベルの再
生品質がサポートされています。コーデックによって高、中、低の
3
つの再生品質レベルがサ
ポートされているものと、高、低のみがサポートされているものがあります。低い再生品質を選
択すると、同時に再生できるリアルタイムエフェクトの数が増えます。
Â
ダイナミック: このオプションを選択すると、リアルタイム再生を維持するために必要な品質
が「
Final
Cut
Pro
」によって「高」、
「中」、
「低」の間で自動的に切り替えられます。この場
合、ビデオ解像度の品質はフレーム単位で変化します。詳細については、
630
ページの「
マル
チクリップ再生
」を参照してください。
Â
高: フル解像度、フルフレームビデオ再生を保証します。インターレースビデオは保持され
ます。
Â
中:
1
ピクセルおき、
および
1
ラインおきに表示します
(4 分の1 フレーム解像度と呼ばれます)
。
走査線が半数になるため、ビデオはインターレースなしで表示されます。メディアは、最高品
質のアルゴリズムを使って伸張されます。
Â
低: 「中」品質オプションと同様に、ビデオが
4
分の
1
のフレーム解像度で表示されます。ただ
し、メディアは、きわめて低い処理能力しか必要としない、低品質のアルゴリズムを使って伸
張され、表示されます。
第
28
章
RT Extreme
を使う
629
IIIIV
V
V
V