Final Cut Pro 6 - リアルタイム処理の概要

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リアルタイム処理の概要

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リアルタイム再生設定を変更する

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静止画のリアルタイム再生

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リアルタイムパフォーマンスを向上する

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Final

Cut

Pro

」のリアルタイムオーディオミキシング

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リアルタイム再生とレンダリングのどちらかを選択する

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サポートされている

RT

再生コーデック

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他社製のビデオエフェクトアクセラレータカードを使う

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ビデオ出力に

RT Extreme

を使う

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QuickView

」タブに作業中の合成を表示する

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リアルタイム処理の概要

Final

Cut

Pro

」では、リアルタイム処理が RT Extreme と呼ばれる機能で実現されています。

リアルタイムという用語は、許容できる範囲のフレームレートと画像品質を維持しながら、完成

後のイメージを再現できる編集システムの機能を指します。つまり、エフェクトの結果をビデオ

の再生時に確認できます。リアルタイム処理は、レンダリングに相対する機能です。レンダリン

グでは、エフェクトが計算されディスクに保存されるまで、 結果を見ることができません。

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Part IV

リアルタイムとレンダリング

基本的な編集操作については、

Final

Cut

Pro

」が自動的にリアルタイム処理を実行するため、創

作的な選択作業に集中できます。ただし、多くのエフェクトを使用する場合や、ビデオ素材の色

を補正する場合には、時間を取って「

Final

Cut

Pro

」のリアルタイムアーキテクチャの詳細を理

解する必要があります。

リアルタイム処理の動作

シーケンス内に置かれたクリップについて考えます。クリップにエフェクトが適用されていなく

ても、「

Final

Cut

Pro

」とコンピュータでは、クリップに関連付けられたメディアファイルを再生

するために、ある程度の量の処理を実行する必要があります。ハードディスクドライブは、表示

に必要な速度でビデオのフレームを読み出すことができる必要があり、コンピュータのプロセッ

サは各ビデオフレームをデコードして各ピクセルへ伸張し、コンピュータの画面に表示できる必

要があります。

以前は、最高級のコンピュータで、どうにか必要なハードディスクおよびプロセッサスピードを

実現することができました。ビデオ編集者は、多くの場合、再生に必要な処理能力を備えた専用

のビデオカードを装着する必要がありました。今日では、パーソナルコンピュータで簡単にビデ

オを再生することができ、さらに、処理能力に多くの余力を残しています。

Final

Cut

Pro

」でのプロセッサ負荷の計算方法

ビデオ素材は、さまざまな方法で処理することができます。これには、ビデオフィルタの追加、

縮小/拡大や回転などのモーションエフェクトの追加、速度の変更、クリップ間のトランジショ

ンの追加、複数のビデオレイヤーの合成などがあります。これらのすべてのエフェクトは、本当

はビデオのピクセルに数学的な演算を行っているだけです。クリップに追加するエフェクトの数

が増えるほど、結果の表示により多くの演算が必要になります。