Final Cut Pro 6 - 「ロングフレーム」の「マーク」コマンドを使う

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「ロングフレーム」の「マーク」コマンドを使う

「ツール」メニューの「ロングフレーム」>「マーク」コマンドを使うと、作品のクリップにあ

るロングフレームが識別されます。選択されたクリップが

1

1

つスキャンされ、ロングフレー

ムが検出されると、

Final

Cut

Pro

」はその場所を示すマーカーを付けます。各マーカーには「ロ

ングフレーム

N

」というラベルが付きます。

N

1

から始まり、ロングフレームの数に従って増

加します。

QuickTime

」で作成されたムービーの静止画をロングフレームと見なした場合、マー

カーにはロングフレームの継続時間も含まれます。

重要:

プログラムにロングフレームがある場合、問題点を見つけ出して解決することが重要です。

そうすることで、オーディオ/ビデオの同期の消失や不正確なタイムコードといった、もっと厄

介な問題を防ぐことができます。コマ落ちが発生した場合のシステムのトラブルシューティング

については、

438

ページの「

再生中の問題

」を参照してください。

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126

Part I

メディアおよびプロジェクトの管理

ロングフレームを検索する/マークするには:

1

以下のいずれかの操作を行います:

Â

「ブラウザ」で、

1

つまたは複数のクリップを選択します。

Â

「タイムライン」または「ブラウザ」で、チェックしたいクリップを開きます。

2

「ツール」>「ロングフレーム」>「マーク」と選択します。

ステータスウインドウに、処理がどの程度完了したかを示すバーが表示されます。

3

ロングフレームにすでにマーカーが付けられている場合は、既存のマーカーを無効にするかどう

かを確認するメッセージが表示されます。「

OK

」または「いいえ」をクリックします。

1

1

つのロングフレームにマーカーが付けられます。ロングフレームのマーカーは内部にラベ

ルまたはタグが付けられているため、

Final

Cut

Pro

」ロングフレームのマーカーとその他のマー

カーを識別できます。「ブラウザ」でクリップを選択すると、そのクリップに対応するマーカー

が表示され、「ロングフレーム

N

」というラベルが付けられます。

N

1

から始まり、ロングフ

レームの検出数に従って増加します。

「ビューア」でクリップを開くと、このマーカーは「ビュー

ア」にも表示されます。

「タイムライン」でクリップを選択すると、

「タイムライン」にマーカー

が表示されます。

以前に追加したマーカーを、必要に応じて消去することができます。

ロングフレームのマーカーを消去するには:

1

「ブラウザ」または「タイムライン」で、

1

つまたは複数のクリップを選びます。

2

「ツール」>「ロングフレーム」>「消去」と選択します。

「ブラウザ」で選択された

クリップに対応した

ロングフレームマーカー

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IIIIIIII

Part

II: