Final Cut Pro 6 - 「自動保存」機能を使う

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「自動保存」機能を使う

「自動保存」は作業中にプロジェクトのコピーを定期的に保存します。現在のバージョンのプロ

ジェクトに問題が発生した場合、自動保存されたバージョンにすばやく立ち返ることができます。

自動保存ファイルは、次の場所にデフォルトで保存されます:

/Users/

ユーザ名

/

書類

/Final

Cut

Pro Documents/Autosave Vault/

自動保存を有効にするには:

1

Final

Cut

Pro

」>「ユーザ環境設定」と選択し、

「一般」タブをクリックします。

2

「自動保存ボールト」チェックボックスを選択します。

3

以下のオプションを入力します:

Â

コピーの保存間隔: プロジェクトを自動保存する頻度(分)

Â

最大保存数: 「

Final

Cut

Pro

」によって古いプロジェクトから削除される際に自動保存で残し

ておくファイルの数。

Â

最大: 同時に自動保存される開いたプロジェクトファイルの数。たとえば、このフィールドを

25

に設定していて、

26

個のファイルを同時に開いている場合、最初の

25

個のプロジェクト

のみが自動保存されます。

4

OK

」をクリックします。

Autosave Vault

」フォルダの場所を変更するには:

1

Final

Cut

Pro

」メニューから「システム設定」を選択し、

「取り込み先ディスク」タブをクリッ

クします。

2

「自動保存ボールト」の横にある「設定」オプションをクリックします。

3

自動保存ファイルを格納するフォルダに移動し、「選択」をクリックします。

4

OK

」をクリックして「システム設定」への変更を確定します。

選択した場所に「

Autosave Vault

」というフォルダが作成されます。指定されたプロジェクトの

すべての自動保存コピーは、

Autosave Vault

」フォルダ内で独自のプロジェクトフォルダに保

存されます。

1

つのプロジェクトに

対応した自動保存

ファイル

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2

プロジェクトのバックアップと復元

21

IIII

ハードディスクが

2

台以上ある場合、

1

つのディスクに通常のプロジェクトを定期的に保存し、

別のディスクに「

Autosave Vault

」フォルダを指定することができます。こうすれば、

1

つの

ディスクで問題が起きても、もう

1

つのディスクにプロジェクトファイルが残ります。

自動保存を選択すると、新たに自動保存されるプロジェクトは、

「コピーの保存間隔」フィール

ドに指定した時間に従って保存されます。最後の自動保存ファイルが作成されてからプロジェク

トを変更していない場合、

Final

Cut

Pro

」は、プロジェクトがさらに変更されるまでプロジェ

クトを自動保存しません。たとえば

5

つのプロジェクトを開いていて、そのうちの

2

つのみを変

更した場合、「

Final

Cut

Pro

」は、変更された

2

つのプロジェクトに対してのみ自動保存ファイ

ルを作成します。

自動保存ファイルの命名スキームは以下の通りです:

ProjectName_MM-DD-YY_HHMM

ProjectName は、プロジェクトの最初の

17

文字です。

警告:

Autosave Vault

」フォルダはロックされていません。このフォルダを

Finder

から誤っ

て削除しても、

Final

Cut

Pro

」によって自動的に再作成されます。ただし、削除されたフォル

ダ内の自動保存ファイルは再作成されません。