例：サブクリップを作成した後にメディアファイルの一部を削除する
通常の切り出しと取り込みのワークフローでは、それぞれのテープを
1
つのメディアファイルに
取り込み、マスタークリップをサブクリップに分割し、
「メディアマネージャ」を使ってそれぞ
れのサブクリップに個別のメディアファイルを作成します。この例では、
「メディアマネージャ」
でプロジェクトの各サブクリップにメディアファイルを作成します。サブクリップが参照してい
ないメディアの部分は新規のメディアファイルにはならないので、この処理で不要なメディアを
取り除くことができます。
サブクリップに参照されていないメディアの一部を削除するには：
1
「ブラウザ」で、サブクリップの元になったオリジナルのマスタークリップを削除します。
参考：サブクリップを作成すると、それがそれ自体のマスタークリップになります。サブクリッ
プは、その元になったクリップを参照しませんが、元のクリップと新しいサブクリップの両方と
も同じメディアファイルを参照します。
「メディアマネージャ」はプロジェクトのクリップが参照しているメディアを保持しようとする
ので、サブクリップのメディアのみが保持されるよう、メディアファイルの全体の長さを参照す
るオリジナルのマスタークリップを削除する必要があります。
2
サブクリップの名称をわかりやすい名前に変更します。
「メディアマネージャ」が新規のメディアファイルを作成する場合、これらのサブクリップ名に
基づいて名前を付けます。
ここをクリックして、再圧縮した
メディアファイルの保存先を選び
ます。ポータブルコンピュータが
接続されている場合、ポータブル
コンピュータに直接ファイルを
コピーできます。
これらのオプションが
正しく設定されている
ことを確認します。
再圧縮に使うコーデックを選びます
（ここから新しいプリセットを
作成することもできます）。
このポップアップメニューから
「再圧縮する」を選びます。
116
Part I
メディアおよびプロジェクトの管理
3
削除したマスタークリップから作成したすべてのサブクリップを選びます。
重要：
選択してないサブクリップのメディアは失われます。念のため、残しておきたいメディア
を含むすべてのサブクリップを
1
つのビンに、残したくないサブクリップを別のビンに移動す
ることもできます。次に、残したいサブクリップのビンを選択します。
4
Control
キーを押したまま、選択されているサブクリップのいずれかをクリックし、表示される
ショートカットメニューから「メディアマネージャ」を選びます。
5
「メディアマネージャ」で、以下のように選びます：
6
「
OK
」をクリックします。
「メディアマネージャ」は、選択した各サブクリップに新規のメディアを作成し、それぞれのサ
ブクリップをその新規のメディアファイルに再接続します。オリジナルのメディアファイルは削
除されるので、選択されていないサブクリップはすべてオフラインになります。
このオプションを
選択します。
「選択した項目を複製して、
新規プロジェクトに配置す
る」チェックボックスの
チェックマークを
外します。
このポップアップメニューから
「クリップ名」を選択します。
このオプションでは、オリジナルの
メディアファイル名に番号がついた
ものではなく、わかりやすい
サブクリップ名を使ってメディア
ファイルに名前を付けます。
このポップアップメニューから
「既存を使用する」を選びます。
第
8
章
メディアマネージャの使用例
117
IIII
例：メディアファイルを
1