サブクリップの処理方法
サブクリップを作成する際は、新しいマスタークリップを作成します。サブクリップは、作成元
となるオリジナルのクリップとは無関係です。ただし、オリジナルクリップとサブクリップはど
ちらも同じメディアファイルを参照します。内部的には、サブクリップはメディアファイルの真
のメディアの開始点とメディアの終了点を認識しますが、クリップを短く見せるために人工的な
サブクリップの限界を設け、「ビューア」内や編集時の作業を行いやすくします。
「メディアマネージャ」がサブクリップを検出した場合、
「メディアマネージャ」は、実際のメ
ディアの開始時間と終了時間ではなく、人工的なメディアの開始時間と終了時間を使って、サ
ブクリップを他のすべてのクリップと同じように処理します。つまり、サブクリップを処理し
てサブクリップの長さしかない小さいメディアファイルを作成する場合に、
「選択した項目から
不要なメディアを削除する」オプションを使用できます。
参考:場合によっては、サブクリップの作成元であるオリジナルのマスタークリップを削除して、
「
Final
Cut
Pro
」がオリジナルのマスタークリップによって参照されるメディアファイル全体の
保存を試みるのを防止することができます。
第
7
章
メディアマネージャの概要
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