Final Cut Pro 6 - クリップの情報による表現

background image

クリップの情報による表現

上述のクリップのタイプに加えて、クリップはさらに以下の項目により属性を指定できます:

Â

ほかのクリップとの関係: マスタークリップ、関連クリップ、および独立クリップ

Â

メディアファイルとの接続の状況: オフラインクリップおよびオンラインクリップ

Â

プロジェクト内の位置: 「ブラウザ」のクリップおよびシーケンスクリップ

どんなタイプのクリップも、クリップのこうした特徴によって説明できます。たとえば、クリッ

プ、サブクリップ、結合したクリップ、およびマルチクリップはすべてオフラインクリップにな

ります。

ほかのクリップとの関係によって定義するクリップ

マスタークリップは、「

Final

Cut

Pro

」に読み込まれたクリップまたは取り込まれたクリップの

最初のインスタンスです。マスタークリップは「ブラウザ」だけに存在し、プロジェクト全体で

使われる同一素材の複数のインスタンスを管理するために使用されます。マスタークリップは次

のように機能します。クリップをシーケンスに組み込むたびに、

Final

Cut

Pro

」によってその

クリップの新しいインスタンスが作成されます。この新しいシーケンスクリップは完全に固有で

自立したものであるわけではなく、実際には、情報のほとんどを元となっているマスタークリッ

プから取得します。マスタークリップと情報を共有することから、このクリップは関連クリップ

と呼ばれます。マスタークリップと関連クリップは情報の単一セットを共有するので、

1

つの場

所で情報を変更すると、すべての場所でその情報が変更されます。たとえば、クリップ名を変え

たい場合、マスタークリップで変えても、いずれかの関連クリップで変えても問題ありません。

マスタークリップも関連クリップもすべて同じ名前情報を共有するので、すべてのクリップが新

しい名前を持つようになります。

ほとんどの情報はマスタークリップと関連クリップの間で共有されますが、共有されない情報も

あります。関連クリップで情報が共有されない場合(イン点とアウト点の情報など)、関連クリッ

プを編集するのに便利である一方、情報が共有されれば(名前やソースなど)、マスタークリッ
プとの関係が維持されメディア管理がしやすくなります。たとえば、イン点とアウト点はすべて

の関連クリップで異なっているため、

1

つのクリップをトリムしてもその他の関連クリップの継

続時間には影響しません。

background image

34

Part I

メディアおよびプロジェクトの管理

以下の情報は、マスタークリップと関連クリップの間で共有されません:

Â

コメント

A-B

Â

イン点

Â

アウト点

Â

継続時間

Â

説明

Â

フィルムセーフ

Â

合成

Â

アルファを反転

Â

サムネール