データベースを作成するためにテレシネログを
読み込む
テレシネログファイルを「
Cinema
Tools
」に、または直接「
Final
Cut
Pro
」に読み込むことが
できます。このファイルは、通常、
FLEx
ファイルまたは
ALE
(
Avid Log Exchange
)ファイル
のいずれかです。
(
「
Final
Cut
Pro
」の方が、少ないステップでファイルを読み込むことができま
す。
)
「
Final
Cut
Pro
」にログファイルを読み込んだ場合は次のようになります:
Â
オフラインクリップが、テレシネログのエントリーごとに作成されます。各エントリーには、
エッジコード、カメラロール番号などフィルムに関連するすべての情報が追加されます。
(
「
Cinema
Tools
」にログファイルを読み込む場合、
「
Final
Cut
Pro
」に読み込むバッチ取り込
みファイルを書き出す必要があります。)
クリップの名前はシーンに基づいて決まるため、ログファイルから情報が取得されます。ま
た、ショットで複数のカメラが使われている場合は、クリップ項目にカメラ文字を付けること
ができます。
Â
新しい
Cinema
Tools
データベースを作成するか、既存のデータベースにレコードを読み込む
かを選択します。
168
Part II
プロジェクトの移動
「
Final
Cut
Pro
」にテレシネログファイルを読み込むには:
1
「ファイル」>「読み込み」>「
Cinema
Tools
テレシネログ」 と選択します。
「
Cinema
Tools
テレシネログを読み込みます。」ダイアログが表示されます。
2
ダイアログの上半分の部分で、読み込むテレシネログファイルを選択します。
3
読み込んだレコードにカメラ文字を割り当てるには、
「カメラ文字を追加」チェックボックスを
選択し、ポップアップメニューからカメラ文字を選択します。
4
以下のいずれかの操作を行います:
Â
新しい
Cinema
Tools
データベースを作成してテレシネログファイルを読み込むには、「新規
データベース」をクリックします。データベースの名前や保存場所を指定できるダイアログが
新たに表示されます。デフォルト設定も指定できます。これらの設定の詳細については、
「Cinema Tools ユーザーズマニュアル」を参照してください。
「保存」をクリックして終了し
ます。
Â
「データベースを選択」をクリックすると、テレシネログファイルのレコードを読み込む既存
のデータベースを選択できるダイアログが表示されます。
「開く」をクリックして終了します。
「
Cinema
Tools
テレシネログを読み込む」ダイアログの「データベース」フィールドに、選択し
たデータベース(新規または既存)が表示されます。
5
選択したテレシネログファイルを選択した
Cinema
Tools
データベースに読み込むには、
「開く」を
クリックします。
読み込むテレシネログファイルを
選択します。
新しいデータベースを作成するか、
既存のデータベースにファイルを
読み込むかを選択します。
読み込んだテイクに付ける
カメラの文字を選択します
(必要な場合)。
現在選択されている
データベースを示します。
第
12
章
フィルムと
Cinema
Tools
を使って作業する
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