の読み方を学ぶ
EDL
には「
Final
Cut
Pro
」のシーケンスと同じ基本的なクリップ情報が含まれますが、その方法
は大変異なっています。
EDL
はもともとテープ間のリニア編集システムのために開発されたの
で、ソーステープとレコード(またはマスター)テープに関して各イベントが記述されます。
参考:このセクションでは、
CMX 3600 EDL
形式を使用して
EDL
のコンポーネントについて説
明します。その他の形式では多少異なる説明もあります。
EDL
では、シーケンスの中の各クリップはイベントと呼ばれるテキスト行で表され、これは固有
のイベント番号を持ちます。
EDL
で、クリップはソースリール名と、イン点とアウト点のタイム
コードの
2
組のペアによって定義されます。
1
組目のタイムコードの数字は、ソーステープ(ま
たはクリップ)のイン点とアウト点を表します。
2
組目は、クリップがマスターテープ(または
「タイムライン」
)に挿入される場所のタイムコードを表します。
∏
ヒント:
EDL
でシーケンスの編集情報がどのように記述されているかを理解するには、数個の
カットからなる単純なシーケンスを
EDL
として書き出して、
「
Final
Cut
Pro
」のシーケンスと
比較してみてください。
イベント
2
イベント
1
イベント
3
イベント
4
イベント
5
トラック
トランジション
リール名
イベント番号
EDL
タイトル
ソーステープの
ドロップフレームモード
マスターテープの
ドロップフレームモード
レコードのイン点と
アウト点
ソースのイン点と
アウト点
第
10
章
EDL
を読み込む/書き出す
131
IIIIIIII
EDL