Pro XML
要素
このセクションでは、
Final
Cut
Pro XML
互換形式の主要な要素をいくつか説明します。ここで
は、簡単な
Final
Cut
Pro XML
ファイルの例を示します。下のコードは、メディアファイルがオ
フラインになっている「ブラウザ」クリップを表しています。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE xmeml>
<xmeml version="4">
<clip>
<name>Coffee house wide shot</name>
<duration>362</duration>
<rate>
<ntsc>TRUE</ntsc>
<timebase>30</timebase>
</rate>
</clip>
</xmeml>
158
Part II
プロジェクトの移動
以下で、サンプルコードについて説明します。
ファイルの最初に登場する
3
つの要素は、すべての
Final
Cut
Pro XML
ファイルで必須です:
Â
<?xml> 要素:これは、書類を
XML
ファイルとして定義します。上の例は、
2
つの属性をもつ
<?xml>
要素を示しています:
その
2
つの属性とは
version
と
encoding
です。
Â
<!DOCTYPE> 要素:どの
XML
書類でも、文書タイプ定義、すなわち
DTD
が必須です。
Final
Cut
Pro XML
互換ファイル形式の
DTD
は xmeml と呼ばれています。
Â
<xmeml> 要素:これは、すべての
Final
Cut
Pro XML
ファイルのルート要素です。どの書類も、
</xmeml>
タグで終了する必要があります。
<clip>
要素は、「
Final
Cut
Pro
」の「ブラウザ」クリップを定義します。上の
<clip>
要素には、
以下の要素が含まれています:
Â
<name> 要素:クリップの名前です。
Â
<duration> 要素:フレーム単位で表す、クリップの継続時間です。
Â
<rate> 要素:クリップのフレームレートです。
<rate>
要素には、クリップのフレームレート
を決める
<timebase>
要素、およびクリップの実際のフレームレートを
29.97
fps
と
30
fps
の
どちらにするかを決める
<ntsc>
要素が含まれています。
Final
Cut
Pro XML
互換形式要素の詳しいリストは、
http://developer.apple.com/appleapplications
にある
Final
Cut
Pro XML
互換形式の文書をご
覧ください(英語での提供となります)。
例:
XML