テープへのアセンブル編集について
アセンブル編集では、編集のイン点から開始して、すべてのビデオ、オーディオ、タイムコード、
コントロールトラック情報をテープに記録します。すでにテープにあった信号はすべて置き換え
ます。当然、これはテープに信号がすでに記録されていた(テープの先頭の
10
秒か
15
秒のみと
しても)ことを意味するので、イン点を設定することができます。
アセンブル編集が終了すると、新しい信号とすでにテープにある以前の信号の間のアウト点で途
切れが生じます。したがって、アセンブル編集のイン点はスムーズなコントロールトラックを維
持しますが、アウト点には常に途切れがあります。新しい編集のイン点で最後のアウト点の途切
れを常に隠すことができるので、リニア編集の方法でビデオ素材をすばやく組み合わせる(アセ
ンブル)ために使用したという事実から、アセンブル編集という名前が付きました。しかし、ア
ウト点で信号の途切れを起こさずにテープの中間にあるショットを置き換えることはできま
せん。