」に直接書き出すべき場合とは?
「
Final
Cut
Pro
」から「
Compressor
」に直接シーケンスを書き出す利点は、レンダリングがト
ランスコード処理の一部として行われるため、時間の節約と不必要なアーチファクトの排除が
できる可能性がある点です。
圧縮したメディアファイルには、
Final
Cut
Pro
シーケンスの圧縮マーカーとチャプタマーカー
を含めることができます。
「
DVD
Studio
Pro
」に読み込まれたチャプタマーカーは、
「トラック
エディタ」に自動的に表示されます。
この方法の不利な点は、書き出しが完了するまでほかのタスクに「
Final
Cut
Pro
」を使用でき
ない点です。ムービーの長さ、書き出す形式、コンピュータの性能にもよりますが、書き出し
には長時間かかる場合があります。
284
Part III
出力
「
Final
Cut
Pro
」から「
Compressor
」を使って書き出すには:
1
「ブラウザ」で、書き出すシーケンスまたはクリップを選択します。
クリップやシーケンスの特定のセグメントのみを書き出したい場合は、クリップやシーケンスに
イン点とアウト点を設定してください。
2
「ファイル」>「書き出し」>「
Compressor
を使う」と選択します。
「
Compressor
」が起動し、
「
Final
Cut
Pro
」から書き出したシーケンスまたはクリップが新しい
エンコーディングジョブとして「
Compressor
」の「バッチ」ウインドウに表示されます。
「
Final
Cut
Pro
」のクリップやシーケンスが「
Compressor
」でエンコーディングジョブとして設定
されると、ほかの各
QuickTime
ソースファイルと同じように、
「
Compressor
」で設定を調整して
ジョブを送信できます。エンコーディングする
Compressor
ジョブの設定の詳細については、
282
ページの「
エンコーダ設定を適用する/ジョブを送信する
」を参照してください。
重要:
「
Compressor
」のソースとなるファイルは、実際には、起動ボリュームのルートレベル
に出力メディアファイルとして配置されます。必要に応じて、
「
Compressor
」で別の保存先を
割り当てることができます。詳細については、
「Compressor ユーザーズマニュアル」を参照し
てください。
「
Compressor