チャプタマーカーに関する補足情報
チャプタマーカーを追加すると、
DVD
オーサリング用アプリケーションで、書き出された
QuickTime
ムービーにナビゲート可能なチャプタリストを作成することができます。また、
「
QuickTime Player
」では、チャプタマーカーはポップアップメニューを使ってムービーの指定
された部分にジャンプするためのチャプタリストとして表示されます。
チャプタマーカーは、その「マーカーの編集」ウインドウの「コメント」フィールドに表示され
る
<CHAPTER>
という文字で区別されます。マーカーの追加および削除の詳細については、
Volume
2
の第
4
章「マーカーを使う」を参照してください。
チャプタマーカ ーを
1
つでも含むムービ ーやシーケンスを書き出す 場合、書き出 される
QuickTime
ムービーには自動的に
QuickTime
チャプタトラックとして設定されたテキスト・ト
ラックが含まれます。アプリケーションごとに、この
QuickTime
トラックの用途は異なります:
Â
「QuickTime Player」の場合: 「
QuickTime Player
」では、チャプタマーカーは「 ムービー」
ウインドウのポップアップメニューとして表示されます。このメニューからチャプタを選ぶ
と、再生ヘッドが自動的にムービーの該当するフレームまで移動します。
Â
DVD オーサリング用アプリケーションの場合: 「
DVD
Studio
Pro
」や「
iDVD
」などの
DVD
オー
サリング用アプリケーションでは、チャプタマーカーは
DVD
上にチャプタのナビゲーションを
提供するのに使用されます。
DVD
オーサリング用アプリケーションで使用するためにチャプタマーカーを追加する場合は、以
下のような制限事項があります:
Â
編集済みシーケンスの先頭または末尾とチャプタマーカーとの間が
1
秒より短くなってはなり
ません。
Â
チャプタマーカーとほかのチャプタマーカーとの間が
1
秒より短くなってはなりません。
Â
1
つのプログラム内に配置できるチャプタマーカーの数は最大
99
個です。
Â
シーケンスから書き出す場合は、シーケンスマーカーしか書き出せません。クリップ内のマー
カーは無視されます。
Â
「ブラウザ」からクリップを書き出す場合は、クリップのマーカーが書き出されます。
第
19
章
DVD
用シーケンスを書き出す
275
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