ファイルを書き出す
AVI
は、デジタルビデオ用の
Windows
互換のムービーファイル形式です。このファイルタイプ
は、
Microsoft
社によって公式にはサポートされなくなりましたが、現在でもよく使われていま
す。
AVI
形式は
QuickTime
ムービーファイルに似ていますが、サポートされているトラックタイ
プやコーデックは、
QuickTime
ほど多くありません。主として、
Windows
コンピュータやイン
ターネットへのムービーファイルの配信に使用されています。
AVI
ファイルを書き出すには:
1
「ブラウザ」でクリップまたはシーケンスを選ぶか、
「タイムライン」でシーケンスを開きます。
2
「ファイル」>「書き出し」>「
QuickTime
変換を使う」と選択します。
3
書き出す場所を選んで、ファイルの名前を入力します。
4
「形式」ポップアップメニューから「
AVI
」を選びます。
第
18
章
QuickTime
変換を使って書き出す
265
IIIIIIIIIIII
5
「使用」メニューから設定を選びます。
このリストの設定はそれぞれ、あらかじめ定義されたコーデックと設定のグループです。より詳
細な設定が必要な場合は、このステップは省略して、ステップ
6
に進んでください。
6
設定をカスタマイズするときは、「オプション」をクリックします。
7
「ビデオ」および「サウンド」チェックボックスを選択して、書き出されるファイルにビデオと
オーディオの両方を取り込みます。
クリップまたはシーケンスにオーディオがない場合は、
「サウンド」チェックボックスが選択さ
れていないことを確認します。この操作をしないと、空のオーディオトラックであっても、出力
ファイルの領域が使用されます。
書き出されるファイルに
ビデオを含めるときは、
必ずこれを選択して
ください。
書き出されるファイルに
オーディオを含めるときは、
必ずこれを選択して
ください。
オーディオトラックに使う
圧縮の設定を調整するときは、
ここをクリックします。
ビデオトラックに使う
圧縮の設定を調整するときは、
ここをクリックします。
266
Part III
出力
8
「ビデオ」領域の「設定」をクリックして、ビデオトラックに使う圧縮の設定を調整します。
ここに示すビデオ圧縮の設定は、
QuickTime
ムービーファイル圧縮の設定に似ていますが、サ
ポートされるコーデックはそれよりも少なくなっています。詳細については、
237
ページの
第
17
章「
QuickTime
ムービーを書き出す
」を参照してください。
9
「サウンド」領域の「設定」をクリックして、オーディオトラックに使う圧縮の設定を調整します。
ここに示すオーディオ圧縮の設定は、
QuickTime
ムービーサウンドの設定に似ていますが、サ
ポートされるコーデックと設定は異なっています。
10
書き出しの準備ができたら、「保存」をクリックします。
ダイアログに書き出しの進行状況が示されます。書き出しをキャンセルするときは、
Esc
キーを
押すか、「キャンセル」をクリックします。
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267
19
DVD