シーケンスの「一般」タブ
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名前: プリセットの名前を入力します。この名前が「オーディオ/ビデオ設定」ウインドウの
2
つの場所に表示されます。
2
つとは、
「概要」タブの「シーケンスのプリセット」ポップアッ
プメニューと、「シーケンスのプリセット」タブにあるプリセットのリストです。
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説明: プリセットの使用目的の簡単な説明、つまり概要を入力します。
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フレームサイズ:
「アスペクト比」ポップアップメニューから、イメージの水平方向の大きさ
と垂直方向の大きさを選びます。メニューにないフレームサイズを使用するには、
「カスタム」
を選び、「幅」フィールドと「高さ」フィールドに希望のフレームサイズを入力します。
参考:マルチメディア用の小さいフレームサイズで出力する場合でも、ビデオを最大サイズで
編集し後から縮小する方がよい結果が得られます。
「一般」タブの設定
第
27
章
シーケンスの設定とプリセット
363
IIIIV
V
V
V
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ピクセルのアスペクト比: 作業する形式に合ったピクセルのアスペクト比を選択します。ピク
セルのアスペクト比によって各ピクセルの形状が決まり、ビデオイメージの全体の寸法とアス
ペクト比が影響を受けます。
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スクエア: マルチメディアおよび圧縮していない高品位ビデオ用です。
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NTSC - CCIR 601 / DV:
Digital Betacam
、
DV
、
DVD
などの標準精細度
NTSC
方式用です。
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PAL - CCIR 601: 標準精細度
PAL
方式用です。
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HD(960 × 720):
DVCPRO HD
や
HDV
などの
720p HD
ビデオ用です。
Â
HD(1280 × 1080)
:
DVCPRO HD
や
HDV
などの
1080i60 HD
ビデオ用です。
Â
HD(1440 × 1080)
:
DVCPRO HD
や
HDV
などの
1080i50 HD
ビデオ用です。
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アナモフィック 16:9: 標準精細度アナモフィック
16:9
メディアを編集する場合にのみ、この
チェックボックスを選択します。この設定は、ビデオがモニタに表示される方法に影響を与え
るだけで、メディアのフレームサイズを実際に変えるわけではありません。アナモフィック
16:9
ビデオの詳細については、
427
ページの付録
D
「
アナモフィック
16:9
メディアで作業す
る
」を参照してください。
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優先フィールド: 取り込まれるビデオの優先フィールドを選びます。ビデオキャプチャイン
ターフェイスによって異なりますが、ほとんどのビデオは「上(奇数)」か「下(偶数)
」です。
プログレッシブ(ノンインターレース)ビデオの場合は、優先フィールドを「なし」に設定し
ます。
DV NTSC
と
DV PAL
は、常に「下(偶数)
」に設定します。詳細については、
387
ペー
ジの「
優先フィールドについて
」を参照してください。
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編集タイムベース(フレームレート)
: シーケンスのフレームレートを選択します。通常のフ
レームレートのリストについては、
408
ページの「
フレームレートを選択する
」を参照してく
ださい。
重要:
シーケンスにクリップが含まれていない場合に限り、シーケンスのタイムベースを変更
できます。シーケンスにクリップが含まれている場合は、削除しないとタイムベースを変更で
きません。
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タイムコードレート: このポップアップメニューは「シーケンス・プリセットエディタ」ウイ
ンドウで使用できますが、既存のシーケンスに対して「シーケンス」>「設定」と選択した場
合は使用できません。このポップアップメニューを使用して、シーケンスのタイムコードレー
トを選択します。ほとんどのシーケンスでは、タイムコードレートはシーケンスの編集タイム
ベース(フレームレート)に一致している
—
または、直接関連付けられているはずです。たと
えば、
23.98
fps
シーケンスは通常は
24
fps
タイムコードを使用します。特別な理由がない限
り、
「編集タイムベースと同じ」を選択します。
既存のシーケンスのタイムコードレートを変更する必要がある場合は、シーケンスを選んで
「修正」>「タイムコード」と選択し、シーケンスのタイムコードのレートと形式を調整しま
す。
25 fps
タイムコードを使用しながら
24 fps
シーケンスを編集する場合などに、これを行
う必要があります。
参考:タイムコードレートの中には、いくつかの編集タイムベースに使用できないものがあり
ます。
364
Part IV
設定および環境設定
QuickTime