シリアルデバイスコントロールを使う
ほとんどすべての業務用
VTR
は、シリアルデバイスコントロールに対応しています。シリアル
デバイスコントロールは、タイムコードおよび走行制御データを送受信します。シリアルデバイ
スコントロールには、通常、
9
ピンシリアルコネクタを使用します。使用されるのは、主として
4
本(データの送信用に
2
本、データの受信用に
2
本)のピンだけですが、各ピンは別々の信号
を伝えることができます。
業務用のビデオおよびオーディオデッキでは、
2
種類のシリアルインターフェイスのうち
1
つを
使用できます:
Â
RS-232: 比較的旧式で安価な機器で使われています。機能は
RS-422
と似ていますが、
RS-422
ほど広くは使われていません。
Â
RS-422: このインターフェイスは、
RS-232
よりもケーブル長に対する許容範囲が広くなって
います。編集システムとビデオデッキが別々の部屋にある編集スタジオでは、
RS-422
の方が
より広く使用されています。