Final Cut Pro 6 - シリアルデバイスコントロールに対応しているタイムコードの取り込みをキャリブレートする

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シリアルデバイスコントロールに対応しているタイムコードの取り込みを
キャリブレートする

FireWire

経由で

DV

ビデオ形式を取り込んでいるのでない限り、タイムコード信号とビデオ信号

はビデオデッキからコンピュータに別々に送られます。信号が分かれているために、それぞれが

異なるタイミングで送信されることがあり、その場合は、取り込んだビデオフレームと共に誤っ

たタイムコードが記録されることになります。ビデオに対するタイムコードのオフセットのフ

レーム数を「取り込みオフセット」フィールドに入力して、タイムコードとビデオの取り込み設

定をキャリブレートすることができます。

参考:タイムコードはデバイスコントロール接続(ほとんどの場合、

RS-422

接続)を経由して

取り込まれるのに対して、ビデオはビデオ取り込みインターフェイスを経由して取り込まれるこ

とに注意してください。

DV

形式の場合は、両方とも

FireWire

が使われます。

デッキやケーブルを変えるたびにビデオ信号とタイムコード信号をキャリブレートする必要が

あります。定期的にデッキを切り替える場合は、使用する装置ごとに異なる「取り込みオフセッ

ト」を設定した、複数のデバイスコントロール・プリセットを作成すると便利です。各装置での

「取り込みオフセット」は常に同じであるため、プリキャリブレートしたプリセットを使うと、

キャリブレート処理を再実行せずにすばやく装置を変更できます。

デバイスコントロール用ハードウェアの設定の詳細については、

Volume

1

の第

12

章「業務用の

ビデオおよびオーディオ装置を接続する」を参照してください。デバイスコントロール・プリセッ

トの設定の詳細については、

349

ページの「

デバイスコントロール・プリセットについて

」を参

照してください。