シリアルデバイスコントロール経由で転送されるタイムコード
「
Final
Cut
Pro
」では、リモートシリアル接続を経由して送られる
2
種類のタイムコードを使用
できます:
Â
LTC:
LTC
(
Longitudinal Timecode
)は、専用のタイムコードトラックにオーディオ信号と
して記録されます。
Â
VITC:
VITC
(
Vertical Interval Timecode
)は、通常は家庭用のテレビでマスクされるいくつ
かのビデオの走査線を使用して、ビデオ信号の一部として記録されます。一般的には、ビデオ
信号の垂直帰線消去部分の走査線
16
および
18
が使用されます。
「
Final
Cut
Pro
」では、
LTC
と
VITC
の両方を使用できる場合、それらを自動的に切り替えることも
できます:
Â
LTC+VITC: この設定を選ぶと、
「
Final
Cut
Pro
」は、テープがどんな速度で再生されていて
も正確なタイムコードを読み取ることができるよう、両方のタイムコードを確認します(通常
の速度および高速での再生には
LTC
が使われ、スローモーションおよび一時停止には
VITC
が
使われます)。
LTC
タイムコードと
VITC
タイムコードの詳細については、
413
ページの「
テープ上のタイムコー
ド
」を参照してください。
「テープに編集」機能(
197
ページの第
14
章「
テープに編集を使用するアセンブル編集とイン
サート編集
」で説明されています)を活用するには、ビデオ機器がインサート編集に対応してい
る必要があります。このような
VTR
では、定義されているビデオおよびオーディオトラックと
共にタイムコードのイン点とアウト点を使用でき、フレーム単位の精度で編集を実行することが
できます。
RS-422
コネクタ
第
26
章
デバイスコントロール設定およびプリセット
357
IIIIV
V
V
V