Final Cut Pro 6 - 「取り込みプリセット」のQuickTimeビデオ設定

342

Part IV

設定および環境設定

Â

品質： ビデオインターフェイスのマニュアルの指示に従って、パーセント値を入力するか、ス

ライダを調節して、コーデックの画質を設定します。画質を低くするとデータレートが低くな

り、画質を高くするとデータレートが高くなります。

（画質レベルは選択されたコーデックに

よって異なります。）

DV

コーデックをはじめとするさまざまなコーデックが、最高品質の設定

で作業するために設計されています。特別な理由がない限り、このスライダはデフォルトの位

置のままにしておくことをお勧めします。

Â

FPS： 値を選んで、

1

秒間に取り込むフレーム数を指定します。通常のフレームレートのリス

トについては、

375

ページの付録

A

「

ビデオ形式

」を参照してください。

参考：取り込みプリセットのフレームレートは、ソーステープのフレームレート、および編集

シーケンスで使用する編集タイムベースのフレームレートと一致している必要があります。

25fps

ビデオを

24fps

シーケンスで使用するために取り込む場合、このルールは適用されませ

ん。これは、ヨーロッパで一般的に使用されるフィルムワークフローです。詳細については、

「

Cinema

Tools

」のマニュアルを参照してください。

Â

データレートの上限： 取り込みにアナログ−デジタルのビデオインターフェイスを使用して

いる場合は、このオプションをクリックして選択し、フィールドに数値を入力して、クリップ

を取り込むときのデータレートを

KB

（キロバイト）／秒単位で設定します。使用するビデオ

インターフェイスに含まれる取り込みプリセットを参照して、値を設定する参考にする場合も

あります。

ビデオの画質は指定したデータレートによって左右されます。以下にデータレートの例を示し

ます：

Â

オフラインの M-JPEG：

1MB

／秒

Â

DV 形式ビデオ：

3.6MB

／秒

Â

中位品質の M-JPEG：

6MB

／秒

Â

高品質の 2:1 M-JPEG：

12MB

／秒

最大データレートは、ビデオインターフェイスの最大スループットおよびハードディスクの最

大連続転送速度によって異なります。詳細については、ビデオインターフェイスまたはハード

ディスクのマニュアルを参照してください。

参考：

DV

ではデータレートが固定され、

FireWire

経由でデジタル方式で取り込まれるため、

このオプションは

DV

クリップには適用されません。

Â

より詳 しく： ビデ オハード ウェアで 必要な場 合はこのボ タンをク リックし て、追加 の

QuickTime

ビデオ設定を行います。詳細については、

345

ページの「

「取り込みプリセット」

の「

QuickTime

オーディオ設定」

」を参照してください。