ビデオフレームのアスペクト比
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フィルムやビデオフレームの水平寸法対垂直寸法の比率は、アスペクト比と呼ばれています。
アスペクト比は、絶対イメージサイズや解像度とは無関係です。
アスペクト比は、絶対寸法(
4
×
3
)、比率(
4:3
)
、分数(
4/3
)、比率に相当する小数(
1.33:1
、
または単に
1.33
)で表すことができます。
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ビデオのアスペクト比は多くの場合、
SD
ビデオは
4:3
、
HD
ビデオは
16:9
などの比率で表され
ます。
Â
フィルムのアスペクト比は多くの場合、
1.33
、
1.85
、
2.40
などの比率に等しい小数で表されま
す。数値が大きいほど、イメージの幅が広くなります。アスペクト比
2.40
は
1.85
より広く、
1.85
は
1.33
よりも広くなります。
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デジタルビデオの解像度は通常、
720
×
480
、
1280
×
720
、
1920
×
1080
などの絶対ピクセル寸
法で表されます。
ワイドシネマ画面
2.40:1
標準シネマ画面
1.85:1
ハイビジョン画面
1.78:1
(
16 x 9
)
標準画面
1.33:1
(
4 x 3
)
付録
A
ビデオ形式
381
V
V
V
V
以下に、よく使用されるアスペクト比のリストを示します。ほとんどは映画やテレビ業界で使用
されているもので、比較のためにそれ以外のものもいくつか加えています。
アスペクト比が異なる素材でも、さまざまな技術を使って組み合わせることができます。