Final Cut Pro 6 - アナログオーディオの計測単位について

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アナログオーディオの計測単位について

業務用のオーディオ機器では、多くの場合民生用の機器より高レベルの電圧を使用しています。

また、オーディオの計測単位が異なります。民生用と業務用の機器を併用している場合は、以下

の点に注意してください:

Â

業務用のアナログ機器では、

dBu

(または、装置によっては

dBm

)という単位でオーディオを

計測します。オーディオメーターの

0dB

は通常+

4dBu

に設定されます。+

4dBu

とは、最

適レベルは

0dBu

.775V

)より

4dB

大きいレベル(つまり

1.23V

)という意味です。

Â

民生用のオーディオ機器では

dBV

という単位でオーディオを計測します。

民生用の装置に最適

の録音レベルは−

10dBV

です。−

10dBV

とは、最適レベルは

0dBV

1V

)より

10dB

小さい

レベル(つまり

0.316V

)という意味です。

このように異なる信号を使用しているため、最適な業務用レベル(+

4dBu

)と民生用レベル(−

10dBV

)の差は

14dB

ではありません。これは必ずしも問題となるわけではありませんが、民生

用と業務用のオーディオ機器を接続して使う場合は、このレベルの差について注意する必要があ

ります。