Final Cut Pro 6 - 例:「タイムライン」で不自然なオーディオカットを修正する

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「タイムライン」で不自然なオーディオカットを修正する

クリップのグループを「タイムライン」のシーケンスに一度組み込めば、対応するビデオ項目に

影響を与えずに、

2

つのオーディオ項目の間の編集点を調整することができます。これを行うに

は、

「リンクされた選択」を無効にします。たとえば、二人が会話している場面のカットを編集

しているとします。一人が何かをしゃべった後、少し間を置いて、相手が応えます。クリップは

次のようなものになります:

ビデオのタイミングは問題ありませんが、オーディオ波形からも分かるように、最初のショット

のセリフの最後の言葉の最後の音節が途中でカットされているため、不自然に聞こえます。これ

を修正するには、

「タイムライン」で小さいスプリット編集項目を作成します。

(スプリット編集

項目では、ビデオとオーディオのイン点とアウト点が異なっています。

231

ページの第

15

章「

プリット編集

」を参照してください。

不要なオーディオの

セクションが背景音に
置き換えられます。

2

番目のクリップは小さい音で

始まります。

最初のクリップのオーディオが

途中でカットされています。

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314

Part II

ラフ編集

1

以下のいずれかを実行して、「リンクされた選択」を無効にします:

Â

「リンクされた選択」ボタンをクリックして(または、

Shift

キーを押したまま

L

キーを押して)、

リンクをオフにします。

詳細については、

218

ページの「

ビデオクリップ項目とオーディオクリップ項目をリンクする

を参照してください。

Â

Option

キーを押したまま

2

つのオーディオ項目の間の編集点をクリックします。

2

「ツールパレット」から「ロール」ツールを選択します(または、

R

キーを押します)

3

オーディオ編集点を右にドラッグし、最初のクリップの末尾で単語全体が再生されるようにし

ます。

このカットを再生すると、一人目の人が話しているすべての単語が聞こえ、次に二人目の人の返

答が聞こえます。

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IIIIIIIIIIII

Part

III: