Final Cut Pro 6 - スプリット編集について学ぶ

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スプリット編集について学ぶ

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「ビューア」と「キャンバス」でのスプリット編集の表示

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「ビューア」内でスプリット編集点を設定する

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クリップを再生しながらスプリット編集点を設定する

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スプリット編集を変更する/消去する

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スプリット編集の例

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スプリット編集について学ぶ

Final

Cut

Pro

」では、ビデオとオーディオそれぞれにイン点とアウト点を個別に設定できます。

この編集をスプリット編集と呼びます。スプリット編集は、

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人の俳優が登場するビデオとオー

ディオが重なり合う会話のシーンなどに役立ちます。また、スプリット編集を使ってビデオの

カットが始まる前から新しいシーンのサウンドを流し始めることもできます。

たとえば、男性と女性が会話しているシーケンスを編集するとします。このような会話のシーン

では、

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人の登場人物のセリフのオーディオが続いている間に、もう

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人が話を聞いているビデ

オにカットすることがよくあります。スプリット編集を使うとこの効果が得られます。効果を得

るには以下の手順に従います:

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話している男性のビデオとオーディオにカットします。

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男性が話している最中に、話のオーディオを継続しつつ、話している男性のビデオから聞いて

いる女性のビデオに切り替えます。

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男性が話し終えたら、代わって話し始めた女性のオーディオにカットします。

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Part II

ラフ編集

この結果として得られる編集は次のようになります:

スプリット編集は、たとえば前述の会話のシーン、インタビューの最中に説明資料の

B

ロールに

カットする場合、あるシーンから別のシーンに移行する場合など、さまざまな状況で使用でき

ます。