Final Cut Pro 6 - リップル編集を使って削除する(ギャップを残さない)

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リップル編集を使って削除する(ギャップを残さない)

リップル編集を使った削除(リップル削除とも呼ばれます)では、選択した項目がシーケンスか

ら削除され、ロックされていないトラック上の後続のすべての項目が左に移動してギャップが埋

められます。リップル削除は、シーケンスから

1

つまたは複数のクリップ項目を削除するときに

ギャップを残したくない場合に便利です。たとえば、ラフカットを編集していて途中のクリップ

が必要ないと判断した場合は、リップル削除を実行することでそのクリップを削除し、シーケン

ス内の後続のすべてのクリップを左に移動してギャップを閉じることができます。リップル削除

の実行は、挿入編集を実行するのと反対の操作です。

選択したクリップ項目

リフト編集の後、シーケンスに
ギャップが残ります。

A

B

C

D

A

C

D

編集前

編集後

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202

Part II

ラフ編集

クリップ項目を削除し、残されたギャップを閉じるには:

1

削除する項目または項目の範囲を選びます。

2

以下のいずれかの操作を行います:

Â

「シーケンス」>「リップル削除」と選択します。

Â

選択したクリップ項目を

Control

キーを押したままクリックし、ショートカットメニューから

「リップル削除」を選びます。

Â

Shift

キーを押したまま

Delete

キーを押します。

Â

素材を別の場所にペーストする場合は、

Shift

キーを押したまま

X

キーを押して素材をカットし

ます。