Final Cut Pro 6 - クリップを移動して同期させる

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クリップを移動して同期させる

同期ずれしたクリップ項目を移動して同期関係を元に戻すと、シーケンス上の項目が、リンクし

ているビデオまたはオーディオアンカー項目と再び同期するような位置に移動します。表示され

るトラックに十分な余裕がないと、選択された項目を移動して同期させることはできません。途

中にほかのクリップがある場合、選択された項目は途中までしか移動できません。その場合は、

「項目を同期できません。別の項目があります。」というメッセージが表示されます。

リンクされたクリップ項目を移動して同期関係を元に戻すには、以下のいずれかの操作を行い

ます:

m

「タイムライン」で、

Control

キーを押したままクリップ項目の同期ずれインジケータをクリック

し、ショートカットメニューから「移動して同期させる」を選びます。

m

同期の外れているクリップ項目を選択し、同期ずれインジケータに表示されるタイムコードオフ

セット値の負の値を入力して、

Return

キーを押します。

たとえば、クリップ項目の同期ずれインジケータに「

4:12

」と表示されている場合は、クリップ

項目を選択して「

–4:12

」と入力し、

Return

キーを押します。

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ビデオとオーディオの同期を取ってリンクする/編集する

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IIIIIIII

項目がアンカー項目の場合(リンクされた項目の中にある唯一のビデオ項目か、ビデオ項目がな

い場合は一番上のオーディオ項目のどちらか)、トラック

A1

から開始して下に向かって、グルー

プ内で一番上にある同期ずれオーディオ項目と同期します。そうでなければ、選択した項目がリ

ンクされているアンカー項目と同期するように移動します。