Final Cut Pro 6 - クリップ項目をスリップさせて同期させる

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クリップ項目をスリップさせて同期させる

この操作では、同期ずれしたクリップ項目をシーケンス上の同じ位置にとどめながら、その項目

にリンクしている対応するオーディオアンカー項目またはビデオアンカー項目と同期するまで、

その項目のイン点とアウト点をスリップさせます。この操作は、

「スリップ」ツールと同じよう

に機能します。詳細については、

321

ページの「

「タイムライン」でクリップをスリップさせる

を参照してください。

同期する前

Control

キーを押しながら同期ずれ

インジケータをクリックし、

「移動して同期させる」を選択します。

同期した後

アンカー項目が、リンクしている

一番上のオーディオ項目と
同期するように移動します。

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224

Part II

ラフ編集

「同期ずれインジケータ」ショートカットメニューを使って、同期の外れたクリップ項目をスリッ

プさせて同期させるには:

m

「タイムライン」で、

Control

キーを押したままクリップ項目上の同期ずれインジケータをクリッ

クし、ショートカットメニューから「スリップして同期させる」を選びます。

その項目がアンカー項目の場合は、トラック

A1

から開始して下に向かって、グループ内の一番

上にある同期ずれオーディオ項目とスリップして同期します。そうでなければ、選択した項目が

リンクされているアンカー項目と同期するようにスリップします。

「スリップ」ツールを使って、同期が外れたクリップ項目をスリップさせて同期させるには:

1

「ツールパレット」から「スリップ」ツールを選択します(または、

S

キーを押します)。

2

「タイムライン」で「リンクされた選択」がオンになっている場合、

「リンクされた項目」ボタン

をクリックしてオフにします。

3

スリップさせて同期させたいクリップ項目を選択します。

コマンドキーを押して、一時的に「スリップ」ツールを「選択」ツールに変えることができます。

4

同期ずれインジケータに表示されるタイムコードオフセット値の負の値を入力して、

Return

キー

を押します。たとえば、クリップ項目の同期ずれインジケータに「

4:12

」と表示されている場合

は、クリップ項目を選択して「

–4:12

」と入力し、

Return

キーを押します。

クリップ項目がアンカー項目の場合、オーディオ項目がそれと同期するようにスリップします。

同期する前

同期した後

アンカー項目が、リンクしている

一番上のオーディオ項目と
同期するようにスリップします。

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14

ビデオとオーディオの同期を取ってリンクする/編集する

225

IIIIIIII