Final Cut Pro 6 - マルチクリップについて

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マルチクリップについて

241

ページ)

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マルチクリップのワークフロー

243

ページ)

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マルチクリップおよびマルチクリップシーケンスを作成する

244

ページ)

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「ビューア」でマルチクリップアングルを操作する

261

ページ)

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マルチクリップを使ってリアルタイムに編集する

268

ページ)

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メディア管理およびプロジェクトの互換性

284

ページ)

マルチクリップについて

マルチクリップは、複数のクリップが共通の同期フレームによって同期され、グループにまとめ

られたものです。マルチクリップの各クリップはアングルと呼ばれ、必要に応じてアングル間を

切り替えることができます。シーケンスを再生したときにビデオが表示され音声が聞こえるアン

グルは、アクティブアングルと呼ばれます。

マルチクリップを使用すると、複数のカメラを使って撮影した素材や、その他の同期された素材

をリアルタイムに編集することができます。たとえば、

4

つの異なるカメラを使ってライブコン

サートを撮影した場合、各アングルを

1

つのマルチクリップに同期させ、アングル間をリアルタ

イムにカットすることができます。

マルチクリップ

アングル

4

アングル

3

アングル

1

アングル

2

同期ポイント

アクティブ
アングル

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242

Part II

ラフ編集

また、関連していない映像を、リアルタイムでのモンタージュ編集用にグループ化することもで
きます(音楽ビデオなど)。たとえば、音楽ビデオを編集している場合、抽象的な映像のアング

ルをいくつか追加して、音楽の特定の拍子でそれらのアングルにカットすることができます。

Final

Cut

Pro

」でのマルチクリップの操作は、柔軟で流れるような処理です。

「キャンバス」で

アクティブアングルを再生しながら、

「ビューア」にすべてのアングルを表示して同時に再生す

るということが可能です。マルチクリップを作成した後は、いつでもマルチクリップにアングル

を追加したり、マルチクリップからアングルを削除したりできます。また、アングル間の同期を
調整することも簡単にできます。

マルチクリップには、以下の制限と要件があります:

Â

マルチクリップの各クリップの継続時間が同じである必要はありませんが、すべてのクリップ

が同じコーデック、イメージ寸法、およびフレームレートを使用している必要があります。

重要:

マルチクリップに編集しようとするすべての素材が同じ取り込みプリセットを使用して

いる必要があります。

Â

マルチクリップは、ビデオやオーディオクリップ、静止画やグラフィックス、さらにほかのマ

ルチクリップなど、「ブラウザ」内の任意のクリップから作成することができます。

Â

マルチクリップには最大

128

個のアングルを含めることができますが、リアルタイムに再生で

きるのは最初の

16

アングルだけです。

Â

各アングルには、ビデオとオーディオを含むクリップ、ビデオのみのクリップ、またはオー

ディオのみのクリップを使用できます。

Â

マルチクリップに一度に含めることができるのは、

1

つのアクティブビデオ項目と最大

24

個の

アクティブオーディオ項目だけです。

Â

マルチクリップのオーディオ項目の数は、最大数のオーディオ項目をもつアングルによって決

まります。たとえば、

3

つのアングルがあり、それぞれのアングルに以下の数の項目が含まれ

ているマルチクリップを考えてください:

Â

アングル 1:

2

個のオーディオ項目

Â

アングル 2:

4

個のオーディオ項目

Â

アングル 3:

8

個のオーディオ項目

作成されるマルチクリップのオーディオ項目の数は

8

個になります。残りの空のオーディオ項

目はアングル

1

2

に追加され、すべてのアングルが同数のオーディオ項目をもつようになり

ます。

Â

アクティブなビデオ項目とオーディオ項目は、別々に異なるアングルに切り替えることができ
ます。

「キャンバス」では

アクティブアングルが

再生されます。

「ビューア」には

各アングルが表示され、

アクティブアングルは

ハイライトされます。

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16

マルチクリップを操作する

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