Final Cut Pro 6 - 「ミュート」ボタンを使用してオーディオトラックをミュートする

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「オーディオミキサ」のコントロールが利用できない場合

特定のトラックのトラックストリップのコントロールが使用できないケースは、以下の通り

です。

Â

トラック上で再生ヘッドがある位置にクリップがない場合: トラックのトラックストリップ

上のフェーダは、トラック中のギャップに完全な無音状態があることを示すように設定され

ています。再生ヘッドの現在の位置にクリップがない場合は、特定のトラックのフェーダを

調整することはできません。

Â

再生ヘッドの位置にあるクリップが見えない場合: トラック上にクリップがない場合と同じ

状態になります。トラック上でクリップが無効なため、トラックストリップではクリップを

制御できません。クリップを有効にしたり無効にしたりするには、

「修正」>「有効なクリッ

プ」と選択します。

Â

「タイムライン」でトラックがロックされている場合: そのトラックのトラックストリップ

は使用できず、トラックに変更が加えられないようになっています。ただし、トラックの

オーディオが出力されている間は、フェーダとパンスライダは引き続き動作します。

Â

トラック全体が「タイムライン」で無効になっている場合: そのトラックのトラックスト

リップはグレイ表示され、トラックに変更が加えられないようになっています。ただし、ト

ラックでクリップに設定されたフェーダとパンのオートメーション設定はそのまま保存さ

れて、次にそのトラックを使用するときに再利用できます。

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5

オーディオミキサを使う

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IIII

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つまたは複数のトラックをミュートするには、以下のいずれかの操作を行います:

m

「オーディオミキサ」で、ミュートするトラックストリップの「ミュート」ボタンをクリックし

ます。

m

「タイムライン」で「オーディオコントロール」ボタンをクリックして、トラックごとの「ミュー

ト」ボタンと「ソロ」ボタンを表示してから、ミュートするオーディオトラックの「ミュート」

ボタンをクリックします。

すべてのトラックでミュートを同時に無効にするには:

m

Control

キーを押したままオーディオミキサ内のいずれかのトラックのトラックストリップの

「ミュート」ボタンをクリックし、ショートカットメニューから「ミュートをすべてリセット」を

選択します。

マスター出力をミュートするには:

m

「オーディオミキサ」で「マスターミュート」ボタンをクリックします。

すべてのトラックを同時にミュートするには:

m

選択された「ミュート」ボタンのいずれかを

Option

キーを押しながらクリックします。

「オーディオミキサ」の

「ミュート」ボタン

「タイムライン」の

「ミュート」ボタン

「オーディオコントロール

ボタン」

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Part I

オーディオミキシング