Final Cut Pro 6 - キーフレームを使ってモーションエフェクトをアニメーション化する

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キーフレームを使ってモーションエフェクトをアニメーション化する

287

ページ)

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ベジェハンドルでキーフレームをスムーズにする

307

ページ)

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「キャンバス」にキーフレーム設定したモーションパスを作成する

311

ページ)

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「タイムライン」のキーフレームグラフ領域を使う

322

ページ)

キーフレームを使ってモーションエフェクトをアニメーション
化する

キーフレームという語は、アニメーション産業における従来の作業フローに由来します。そこで

は、登場人物の動きを時間の経過に従ってスケッチするため、アニメーション化されたシーケン

スの重要(キー)フレームだけが描かれていました。一度キーフレームが決定されると、中割り

デザイナーがキーフレームの間にあるフレームをすべて描きました。

Final

Cut

Pro

」では、パ

ラメータを特定の時点で特定の値に設定することができます。そうすると「

Final

Cut

Pro

」は、

自動的にリアルタイムで中割りを行うデザイナーの役割りを果たし、キーフレーム間の値をすべ

て計算します。

クリップの「モーション」タブ設定にある不透明度、位置、およびその他のエフェクトは、キー

フレームを使用してシーケンス間で動的に変更できます。

Final

Cut

Pro

」では、時間の経過に

合わせてパラメータを変更できるすべての機能でキーフレームを使うことができます。また、

キーフレームは、高度なモーション、フィルタ、および透明エフェクトの作成にも使用できます。

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Part II

エフェクト

以下のような多くのクリップパラメータをキーフレーム設定できます:

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不透明度

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モーション設定

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ジェネレータ

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フィルタ

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オーディオレベル

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パン設定

キーフレームは、モーション設定だけでなくフィルタおよびジェネレータにも追加できるので、

この章の内容はフィルタおよびジェネレータの修正にも使用できます(

217

ページの第

12

章「

デオフィルタを使う

」および

447

ページの第

21

章「

ジェネレータクリップを使う

」を参照して

ください)